鳥居本   城 北   城東一   城東二   城西一   城西二   佐和山   旭 森   金 城 
 平 田   城 南   高 宮   城 陽   若 葉   河 瀬   亀 山   稲 枝 



   佐和山学区民生委員児童委員協議会  
      民生委員児童委員:21人、主任児童委員:3人
      高齢化率:22.2%
                        
(令和5年4月1日現在)

   活動スローガン
    高齢者・障害者の一人ぼっちをなくそう
~「支援マップ」の作成・「緊急通報システム」を普及~  



―令和6年7月26日(金)―

佐和山民児協高齢者福祉部会 フレイル予防研修報告

◇日 時:令和6年7月16日(火)午後6時~午後7時
◇場 所:佐和山小学校コンベンションルーム
◇講 師:彦根市高齢福祉推進課職員(保健師)、健康推進課職員(保健師) 
◇参加者:民生委員・児童委員 19名

【研修概要】
佐和山民児協高齢者福祉部会主催で、「フレイル予防」の研修を行いました。彦根市職員よりフレイル予防と健康推進員についての説明を受けました。

1.フレイル予防研修内容(別紙 彦根市 毎日コツコツフレイル予防)
フレイルとは、加齢により心身の機能が低下し、「健康」から「要介護」に移行する中間の段階を指します。 早めに対処することで健康な状態に戻ることが可能です。
 ◎身体的フレイル予防
  足腰の筋力低下を予防する体操を行う。
 ◎心理的・認知的フレイル予防
  脳を活性化するためのトレーニングを1つでも取り入れる。
 ◎社会とのつながりのフレイル予防
  毎日1回は外出し、週に1回は家族以外の人と話をする。
 ◎オーラルフレイル予防
  口腔機能の低下を防ぐ。歯磨きに加え口腔体操「あいうべ体操」「パタカラ体操」で嚥下機能をきたえる。
 ◎フレイル予防とは別だが、この時期熱中症予防として、こまめな水分補給と休憩が重要。

2.健康推進員について
健康推進員は、赤ちゃんから高齢者までを対象に、生涯にわたる健康づくりを目指して地域に根ざしたボランティア活動をしています。 活動内容と受講者の募集について説明がありました。

【感想】
今回の研修を通じて、フレイルの早期予防の重要性を再認識しました。特に、日常生活に取り入れやすい体操や脳トレーニングの方法、 口腔機能の重要性が大切さだと理解しました。また、社会とのつながりの大切さを改めて感じることができました。
健康推進員の活動についても理解が深まりました。
地域の高齢者の方々にも折に触れて話をしていくことが重要であると感じました。

    



―令和6年6月29日(土)―

佐和山民児協 市外研修報告

◇日 時:令和6年6月13日(木)10時20分~13時30分
◇場 所:長浜市余呉町上丹生1570
     「特定非営利活動法人 子ども自立のウォームアップスクール ここから」
◇参加者:佐和山民児協(民生委員・児童委員 )19名 彦根市社会福祉協議会 2名

単位民児協で「特定非営利活動法人子ども自立の郷 ウォームアップスクール ここから」での視察研修を実施しました。 このスクールは、不登校や引きこもりの子どもたちの自立を目指し社会復帰を目指すための場所として運営されています。 唐子理事長から、スクール開設の苦労や地域住民との関わりについてお話を伺い、施設内を見学しました。

「ウォームアップスクール ここから」の開設
施設は、廃校になった丹生小学校を再利用しています。当初、地元住民からの反対により、開設は困難を極めました。 不安や治安の懸念から受け入れられませんでした。しかし、3年間の努力の末、住民の信頼を得ることができました。

自立支援の内容
寄宿舎生活は、4泊5日:木・金・土・日・月です。火・水は家に帰ります。週初めが月曜日だと心理的に影響があるため、 木曜日を週初めにしています。食事は自分達で作ります。洗濯も自分で行います。

対象者は中学生から23歳までで年齢や地域は様々で長浜市以外の地域からも来ています。 重度のケースでは6年間、通常は2、3年間滞在しています。これまでに約110人の親が口コミなどで訪れています。 度重なる保護者とのカウンセリングを経て子ども自身が「行きたい」と納得した場合にのみ受け入れを許可します。 詳細なプロセスとして、先生(唐子理事長)と子どもが1対1で繰り返し話し合います。「今を変えたいならおいで」と呼びかけます。 子どもは自分の状況を変えたいと感じ、変わりたい理由が明確になったら、入学が決まります。
フォローアップとして、入学後、保護者へはラインで子どもの様子を報告しています。

入学後は、各自がやりたいことを見つけ、様々なことに挑戦しています。例えば、音楽が好きになり作曲を始めたり、 調理師免許を目指し取得、パティシエを目指して奨学金を使って専門学校に通ったり、陶芸や手芸に挑戦する子もいます。

「ここから」卒業後も余呉の地に暮らしたいという青年と調理師免許を取得した青年の活躍の場所として、 「cococafe simple心風流」も造りました。今ではスクールの青年達が 「cococafe simple心風流」での調理や接客等、 ウッディパルでの仕事や「スクール」外でのバイトを通じて社会とのコミニケション能力を育組む場所となっています。

この研修を終えて
この研修を通じて、「ここから」の活動を知り、大変感銘を受けました。 この「スクール」は子どもたちの自主性と生活リズムを大切にし、彼らが自分で変わりたいと思えるように支援しています。 親の不安を和らげながら、子どもが自分で進んでいく姿勢を育てるこの方法は素晴らしいと思いました。

寄宿生活やバイトなどの経験を通じて、子どもたちは社会性や自己管理能力を身につけています。 多くの子どもが大学や専門学校に進学していることから、この支援が実際に役立っていることがわります。 このスクールの開設時には、地元住民の反対や不安が多い中、努力で信頼を築き信頼を得、 地域の一員として認められるようになったことにも感動しました。このような地道な取り組みが大切だと感じました。

現在でも継続的に、地域行事への参加や卒業生のボランティア活動など、 「特定非営利活動法人子ども自立の郷 ウォームアップスクール ここから」が地域社会とのつながりを大切にしている点も素晴らしいです。 こうした活動が、子どもたちの成長に大きく寄与していると感じました。

今回の研修を通じて、この「ウォームアップスクール ここから」がどれだけ子どもたちの未来に貢献しているかを理解しました。

  

  



―令和6年6月28日―

さわやま子育てひろば 6月行事[親子で楽しむバランスボール]

◇日 時:令和6年6月16日(日) 11時~12時
◇場 所:佐和山小学校体育館
◇内 容:バランスボールで遊ぼう
◇講 師:バランスボールインストラクター(酒村 有紀氏)
◇参加者:スタッフ15名 子ども22名 保護者12名

今回の子育てひろばは、参加者が多く集まり、楽しい声が響き渡っていました。インストラクターをお迎えし、親子でバランスボールを使った楽しい運動を楽しみました。 自由あそびの時間でも、保護者と一緒に笑顔で遊ぶ子どもたちの姿が見られ、とても良い雰囲気でした。皆さんの笑顔が輝く、素敵なひとときとなりました。

  



―令和6年5月1日(水)―

佐和山小学校 新一年生入学おめでとう

◇日  時:令和6年4月9日(火)
◇場  所:佐和山小学校前
◇参加者:民生児童委員 14名

  

佐和山民児協では、佐和山小学校に入学される新1年生に対し、入学式登校時には「おめでとうございます」という言葉を掛け、お祝いの気持ちを伝えています。 当日は、朝から雨風が強く心配しましたが、入学式前には雨もあがり、明るい雰囲気が漂いました。

新しい学校生活を迎える新一年生たちは、少し緊張と期待が入り混じった表情を浮かべながらも喜んでいるように見えました。

校舎前では、入学式を控えた親子が記念撮影を行う姿も見られ、この特別な日を大切にする気持ちが伝わりました。




―令和6年2月10日(土)―

佐和山民児協・「スマホ・インターネット」と子育てに関する研修会

◇日 時 : 令和6年1月16日(火)18:00~19:00
◇場 所 : 佐和山小学校コンベンションルーム
◇講 師 : 県生涯学習課
◇参加者 : 民生委員児童委員 17人 主任児童委員 3人 計 20人

今年度は、民児協の月例会開始前の時間を活用して、各専門部会が全ての委員を対象に研修会を実施しています。その一環として、 1月は県生涯学習課員の担当者から「どうする?デジタル世代の子育て」と題して講演をしていただきました。

この家庭教育出前講座の依頼団体は学校やPTAなどが多いようです。民生委員児童委員、主任児童委員にも必要な知識と考えました。 また、各家庭と関わるときのアドバイスも追加していただき、全体として大変分かりやすい内容となりました。

アンケート結果を見ますと、スマホ等によるインターネット利用開始年齢の低年齢化、1日の利用時間の長さ、 脳の発達に与える影響の大きさなどに「驚いた」委員が多くいました。

また、
 「家庭での話し合いやコミュニケーションの重要性を再認識した。」
 「広く周知したい内容でした。」
 「折に触れて、今日学んだことを子育て家庭にお知らせしたい。」
などの感想がありました。


  

  



―令和5年12月7日(木)―

車椅子体験学習をサポートして

11月21日佐和山小学校4年生を対象とした車椅子体験学習に障害者福祉部会が中心となってボランティアとして参加しました。 彦根市身体障害者更生会のお手伝いと、スロープや段差を車椅子で操作する子どもたちが怪我をしないようにとサポートをしました。

最初は楽しそうと話していた子どもたちも、いざ体験してみると予想外の動きに戸惑っていましたが、 知らず知らずのうちに周りに声を掛け合い助け合っていました。

最後に、子どもたちからは
 「車椅子の操作は思った以上に難しく、障害者の人の大変さがわかりました」
 「町で困っている人を見かけたら声をかけたり、自分にできる範囲で助けてあげたい」
などの感想が聞かれました。

今日の学習で児童にとっては相手の身になって考え行動する、優しさと思いやりを育む貴重な体験になりました。
(記 障害者福祉部会長 北村)

     
     




―令和5年12月4日(月)―
佐和山民児協だより 第27号(12月1日発行)