鳥居本   城 北   城東一   城東二   城西一   城西二   佐和山   旭 森   金 城 
 平 田   城 南   高 宮   城 陽   若 葉   河 瀬   亀 山   稲 枝 



   佐和山学区民生委員児童委員協議会  
      民生委員児童委員:21人、主任児童委員:3人
      高齢化率:22.2%
                        
(令和5年4月1日現在)

   活動スローガン
    高齢者・障害者の一人ぼっちをなくそう
~「支援マップ」の作成・「緊急通報システム」を普及~  



―令和6年11月21日(木)―

佐和山民児協 研修報告

◇日 時:令和6年11月12日(火)午後6時~午後7時
◇場 所:佐和山小学校コンベンションホール
◇内 容:特殊詐欺被害と人権
◇出席者:民生委員児童委員 19名
◇講 師:元防犯アドバイザー 宮本幸二氏

◇概 要
特殊詐欺の手口とその防止策について、具体的な事例を交えながら解説されました。特に、家族の愛情や信頼を悪用する「オレオレ詐欺」や「還付金詐欺」が多発していることが強調され、 被害者は感情に流されて冷静な判断ができなくなることが指摘されました。たとえば、息子や孫を装った詐欺では、緊急の資金援助を求められることが多く、 被害者が不安や焦りから詐欺に巻き込まれやすくなっています。

また、詐欺に遭った高齢者が家族から叱責される「第二の被害」についても触れられました。この「第二の被害」とは、詐欺に遭った後、被害者が家族から責められることで精神的に追い込まれ、 孤立するという問題です。被害者は、金銭的損失に加え、家族からの無視や罵声、暴力などの精神的・身体的虐待を受けることが多く、これが引きこもりや鬱状態を引き起こすことがあります。 このような二次的な被害を防ぐためには、「家族で助け合えば何とかなる等」優しい思いやりの対応が必要です。友人や近所の方が被害を知った場合、 同情や励ましの言葉をかけたりすることで心が救われます。被害者が精神的に孤立しないよう支えることが重要です。

さらに、扁桃体が詐欺被害に関わる脳の生理学的要因についても言及がありました。扁桃体は恐怖や不安に対して反応するとの説明がありました。

◇感 想:
詐欺は金銭的な被害にとどまらず、家族関係や精神的な健康にまで悪影響を与えることがわかりました。特に、詐欺に遭った親が家族から叱責される「第二の被害」については深刻であることがわかりました。また、恐怖不安に対し、扁桃体が発動するという話しは、驚きでした。 冷静な判断を保つことの難しさを実感し、詐欺防止のための教育がますます必要だと感じました。

  

  



―令和6年7月28日(日)―
佐和山民児協だより 第28号(7月1日発行)



―令和6年7月26日(金)―

佐和山民児協高齢者福祉部会 フレイル予防研修報告

◇日 時:令和6年7月16日(火)午後6時~午後7時
◇場 所:佐和山小学校コンベンションルーム
◇講 師:彦根市高齢福祉推進課職員(保健師)、健康推進課職員(保健師) 
◇参加者:民生委員・児童委員 19名

【研修概要】
佐和山民児協高齢者福祉部会主催で、「フレイル予防」の研修を行いました。彦根市職員よりフレイル予防と健康推進員についての説明を受けました。

1.フレイル予防研修内容(別紙 彦根市 毎日コツコツフレイル予防)
フレイルとは、加齢により心身の機能が低下し、「健康」から「要介護」に移行する中間の段階を指します。 早めに対処することで健康な状態に戻ることが可能です。
 ◎身体的フレイル予防
  足腰の筋力低下を予防する体操を行う。
 ◎心理的・認知的フレイル予防
  脳を活性化するためのトレーニングを1つでも取り入れる。
 ◎社会とのつながりのフレイル予防
  毎日1回は外出し、週に1回は家族以外の人と話をする。
 ◎オーラルフレイル予防
  口腔機能の低下を防ぐ。歯磨きに加え口腔体操「あいうべ体操」「パタカラ体操」で嚥下機能をきたえる。
 ◎フレイル予防とは別だが、この時期熱中症予防として、こまめな水分補給と休憩が重要。

2.健康推進員について
健康推進員は、赤ちゃんから高齢者までを対象に、生涯にわたる健康づくりを目指して地域に根ざしたボランティア活動をしています。 活動内容と受講者の募集について説明がありました。

【感想】
今回の研修を通じて、フレイルの早期予防の重要性を再認識しました。特に、日常生活に取り入れやすい体操や脳トレーニングの方法、 口腔機能の重要性が大切さだと理解しました。また、社会とのつながりの大切さを改めて感じることができました。
健康推進員の活動についても理解が深まりました。
地域の高齢者の方々にも折に触れて話をしていくことが重要であると感じました。

    



―令和6年6月29日(土)―

佐和山民児協 市外研修報告

◇日 時:令和6年6月13日(木)10時20分~13時30分
◇場 所:長浜市余呉町上丹生1570
     「特定非営利活動法人 子ども自立のウォームアップスクール ここから」
◇参加者:佐和山民児協(民生委員・児童委員 )19名 彦根市社会福祉協議会 2名

単位民児協で「特定非営利活動法人子ども自立の郷 ウォームアップスクール ここから」での視察研修を実施しました。 このスクールは、不登校や引きこもりの子どもたちの自立を目指し社会復帰を目指すための場所として運営されています。 唐子理事長から、スクール開設の苦労や地域住民との関わりについてお話を伺い、施設内を見学しました。

「ウォームアップスクール ここから」の開設
施設は、廃校になった丹生小学校を再利用しています。当初、地元住民からの反対により、開設は困難を極めました。 不安や治安の懸念から受け入れられませんでした。しかし、3年間の努力の末、住民の信頼を得ることができました。

自立支援の内容
寄宿舎生活は、4泊5日:木・金・土・日・月です。火・水は家に帰ります。週初めが月曜日だと心理的に影響があるため、 木曜日を週初めにしています。食事は自分達で作ります。洗濯も自分で行います。

対象者は中学生から23歳までで年齢や地域は様々で長浜市以外の地域からも来ています。 重度のケースでは6年間、通常は2、3年間滞在しています。これまでに約110人の親が口コミなどで訪れています。 度重なる保護者とのカウンセリングを経て子ども自身が「行きたい」と納得した場合にのみ受け入れを許可します。 詳細なプロセスとして、先生(唐子理事長)と子どもが1対1で繰り返し話し合います。「今を変えたいならおいで」と呼びかけます。 子どもは自分の状況を変えたいと感じ、変わりたい理由が明確になったら、入学が決まります。
フォローアップとして、入学後、保護者へはラインで子どもの様子を報告しています。

入学後は、各自がやりたいことを見つけ、様々なことに挑戦しています。例えば、音楽が好きになり作曲を始めたり、 調理師免許を目指し取得、パティシエを目指して奨学金を使って専門学校に通ったり、陶芸や手芸に挑戦する子もいます。

「ここから」卒業後も余呉の地に暮らしたいという青年と調理師免許を取得した青年の活躍の場所として、 「cococafe simple心風流」も造りました。今ではスクールの青年達が 「cococafe simple心風流」での調理や接客等、 ウッディパルでの仕事や「スクール」外でのバイトを通じて社会とのコミニケション能力を育組む場所となっています。

この研修を終えて
この研修を通じて、「ここから」の活動を知り、大変感銘を受けました。 この「スクール」は子どもたちの自主性と生活リズムを大切にし、彼らが自分で変わりたいと思えるように支援しています。 親の不安を和らげながら、子どもが自分で進んでいく姿勢を育てるこの方法は素晴らしいと思いました。

寄宿生活やバイトなどの経験を通じて、子どもたちは社会性や自己管理能力を身につけています。 多くの子どもが大学や専門学校に進学していることから、この支援が実際に役立っていることがわります。 このスクールの開設時には、地元住民の反対や不安が多い中、努力で信頼を築き信頼を得、 地域の一員として認められるようになったことにも感動しました。このような地道な取り組みが大切だと感じました。

現在でも継続的に、地域行事への参加や卒業生のボランティア活動など、 「特定非営利活動法人子ども自立の郷 ウォームアップスクール ここから」が地域社会とのつながりを大切にしている点も素晴らしいです。 こうした活動が、子どもたちの成長に大きく寄与していると感じました。

今回の研修を通じて、この「ウォームアップスクール ここから」がどれだけ子どもたちの未来に貢献しているかを理解しました。

  

  



―令和6年6月28日―

さわやま子育てひろば 6月行事[親子で楽しむバランスボール]

◇日 時:令和6年6月16日(日) 11時~12時
◇場 所:佐和山小学校体育館
◇内 容:バランスボールで遊ぼう
◇講 師:バランスボールインストラクター(酒村 有紀氏)
◇参加者:スタッフ15名 子ども22名 保護者12名

今回の子育てひろばは、参加者が多く集まり、楽しい声が響き渡っていました。インストラクターをお迎えし、親子でバランスボールを使った楽しい運動を楽しみました。 自由あそびの時間でも、保護者と一緒に笑顔で遊ぶ子どもたちの姿が見られ、とても良い雰囲気でした。皆さんの笑顔が輝く、素敵なひとときとなりました。

  



―令和6年5月1日(水)―

佐和山小学校 新一年生入学おめでとう

◇日  時:令和6年4月9日(火)
◇場  所:佐和山小学校前
◇参加者:民生児童委員 14名

  

佐和山民児協では、佐和山小学校に入学される新1年生に対し、入学式登校時には「おめでとうございます」という言葉を掛け、お祝いの気持ちを伝えています。 当日は、朝から雨風が強く心配しましたが、入学式前には雨もあがり、明るい雰囲気が漂いました。

新しい学校生活を迎える新一年生たちは、少し緊張と期待が入り混じった表情を浮かべながらも喜んでいるように見えました。

校舎前では、入学式を控えた親子が記念撮影を行う姿も見られ、この特別な日を大切にする気持ちが伝わりました。