施設見学後、担当講師より最近の気象状況、災害状況のお話がありました。近年、雨の降り方は狭い範囲に集中したり、 短時間に大量に降るなど激しさを増してきています。 災害の犠牲者は9割が高齢者で垂直避難(自宅の2階などで安全確保)が出来ず犠牲になった人が少なくありません。 早めの水平避難(安全な場所への避難)が生死を分けます。
避難行動の注意点としてアンダーパスや50cm未満の浸水でも流れがあると歩行は困難、 流れがなくても水路やマンホールがどこにあるのかわかりません。車で移動中に浸水があると10cmでブレーキの性能低下、 30cm以上になるとエンジンが停止することがある。50cm以上では車が浮き、パワーウインドウが動かなくなって車に閉じ込められる。 水圧でドアも開かなくなる等を学びました。的確な情報を入手して先手、先手の行動が重要であることを改めて認識した研修会でした。