―令和6年度 人権部会 第3回研修会報告―
2025年2月25日 / 令和6年度
令和6年度 第3回目の研修会を開催しました。
◇日 時:令和7年2月15日(土曜日) 午後1時30分~午後3時
◇場 所:彦根市南地区公民館 大会議室
◇テーマ:『障がい者の人権』
◇講 師:社会福祉法人 青い鳥会 相談支援事業所てんしん
相談支援専門員 廣田 佑一郎 さん
◇参加者:44名(人権部会員38名・部会員以外6名)
◇概 要
今回は、『障がい者の人権』というテーマに沿って研修が進められた。
「彦根市人権施策基本方針」及び憲法第11条・憲法第97条から3つの特徴、【普遍性】【固有性】【不可侵性】について、 また、障害福祉施策の変遷、障害者の権利擁護に関わる法整備がなされてきた状況について説明があった。
次に、実際にあった施設での権利侵害事案(虐待)について、権利侵害はどこでも起こりうるという認識のもと、《知ること》と《意識すること》が取り組み等で大切な視点であると語られた。
障害者虐待防止法や障害者差別解消法を通じて虐待は犯罪であること、発見または報告を受けた人には通報の義務があり、 その重要性があらゆる人々を救うことになることを学び、法律だけでなく基礎的な環境整備や地域社会と関係機関等の連携が重要であるとの研修内容であった。



(人権部会 部会長 馬場清司)
令和6年度 人権部会 第2回研修会報告
2024年10月25日 / 令和6年度
令和6年度第2回目の研修会を開催しました。
◇日 時:令和6年9月28日(土曜日) 午後1時30分~午後3時30分
◇場 所:河瀬地区公民館 大会議室
◇テーマ:『子どもたちは今』
◇講 師:滋賀県教育委員会 幼少中教育課
滋賀県SSW SV 上村 文子さん
◇参加者:49名(人権部会員38名・部会員以外11名)
◇概 要
今回は『子どもたちは今』のテーマに沿って、1989年に国連で採択された「子どもの権利条約」について、 日本も批准してはいるが、まだまだそのカテゴリーによって縦割りになってしまっていること。 また、これも国連で2015年に採択されたSDGs「誰一人残さない」の理念のもと、 17のゴールのうちあえて今回は16番の「平和と公正をすべての人に」を取り上げたことを講師から説明された。 子も親も取り巻く社会問題や子育て環境の変化が激しくなり戸惑っている状態である。 「子ども基本法」で子どもの人権は、生きる権利・育つ権利・守られる権利・参加する権利の4つがあることを学んだ。 最後に、参加者に対し、①校区・地域の実情によってできることが違う ②一人の立場でできること ③チームで取り組むこと ④お互い様、共生を少しでも、というテーマで意見交換の場を設けられた。


(人権部会 部会長 馬場清司)
令和6年度 人権部会 第1回研修会報告
2024年6月28日 / 令和6年度
令和6年度第1回目の研修会を開催しました。
◇日 時:令和6年6月20日(木曜日) 午後1時30分~午後3時
◇場 所:プロシードアリーナHIKONE 多目的会議室
◇テーマ:『高齢者の権利を守る』
◇講 師:彦根市地域包括支援センター ゆうじん 社会福祉士 安原知香さん
彦根市地域包括支援センター ゆうじん 社会福祉士 堤 咲織さん
◇参加者:56名(見学者:彦根市職員3名含む)
◇概 要
最初に、令和5年度の活動結果及び今年度の活動計画の報告をしました。
研修では、高齢者への虐待についてその現状及び対応について取り組む必要性があることを、事例検討を交えて意見交換し、 理解を深めることができました。また、民生委員として通報や相談事案が発生した時の対応の仕方について、 彦根市発行の「高齢者虐待対応マニュアル」を活用し、担当地域での高齢者の見守り活動に非常に参考となる内容でした。


(人権部会 部会長 馬場清司)
人権部会 第3回研修会報告
2024年2月14日 / 令和5年度
令和5年度第三回目の研修会を開催しました。
◇日 時:令和6年2月3日(土曜日) 午後1時30分から午後3時まで(受付午後1時)
◇場 所:彦根市南地区公民館
◇テーマ:『地域における男女共同参画を考える』
◇講 師:彦根市男女共同参画推進委員 柴田 雅美さん
彦根市男女共同参画推進委員 沼波 洋子さん
◇参加者:46名
◇概 要
「男女共同参画」とは、男女それぞれが自らの意思によって、 人として社会のあらゆる分野において共同して、均等に活動し地域社会を構築していくもの。 今回の研修では、ピカジップ(PCAGIP)という手法を利用し、参加者をふたつのグループに分け、 それぞれのグループで、講師が進行役を務められ、相談者(1名)・板書係(2名)・質問者(他の参加者全員)を決め進行された。
それぞれの相談者は、民生委員児童委員活動や他の地域での活動を通じての悩みや相談したいと思うことを発表し、 一問一答を繰り返す形式で相談者の背景や人物像を想像しながら、決して答え(解決策)やアドバイスを言うのではなく、 相談者が問題や課題解決へのヒントを得ることができる手法です。
研修では、相談者と質問者が活発に意見を交わし、各地域のあらゆる会合や委員の活動に活用できるものと感じました。



(人権部会 部会長 馬場清司)
人権部会 第2二回研修会報告
2023年10月10日 / 令和5年度
令和5年度第二回目の研修会を開催しました。
◇日 時: 令和5年9月13日(水曜日) 13:30~15:00
◇場 所: 彦根市南地区公民館
◇テーマ: 『人のこころとふれあい』
◇講 師: motto ひょうご事務局長 栗木 剛 様
◇参加者: 55名
◇概 要
今回の研修では、人権部会員以外の参加を企画し各単位民児協から19名の参加がありました。
講師の栗木さんご自身が民生委員児童委員との関わりから、今までの体験談も踏まえ、『自分が嫌な事は、決して相手に言ってはいけない、してはいけない』を基本理念として人間関係を形成していくことが大切であることを学び、各委員がどのように地域住民の方々とふれあい、気持ちに寄り添うことや地域とのつながりの重要性について講演していただきました。
また、講演中も色々な設問を参加者に投げかけられ、その都度皆さんの活発な意見交換の場となっていました。


(人権部会 部会長 馬場清司)