
児童福祉部会
令和6年度児童福祉部会 第一回部会報告会及び研修会
2024年6月6日 / 令和6年度
◇日 時: 令和6年5月27日(月) 10:00~11:30
◇会 場: プロシードアリーナ 多目的会議室
◇テーマ: 1) 報告
令和5年度活動報告・決算、令和6年度活動計画・予算
2) 研修
「コミュニティースクール」について
◇講 師: 彦根市教育委員会生涯学習課
◇参加者: 40名


◇内 容
1.令和5年度の活動実績の報告をし、確認頂きました。続いて、会計決算報告も承認されました。 令和6年度の活動計画として、淡海学園(甲賀市)の訪問をお知らせし、参加者の早期決定をお願い致しました。
2.令和6年度、彦根市のすべての小・中学校において、コミュニティースクール(学校運営協議会制度)が実施されることになりました。 PTAと地域住民の学校運営への参画を呼び掛けた制度であり、「地域と学校で協働しながら、子どもを育てていきましょう」との説明でした。
そして、学校と地域、双方から見たPDCA(計画→実行→評価→改善)サイクルの重要性を述べられました。
児童福祉部会第三回研修会報告
2024年3月1日 / 令和5年度
◇日 時:令和6年2月19日(月) 10時~12時
◇会 場:プロシードアリーナ 多目的会議室
◇テーマ:各単位民児協の児童福祉部会の活動報告
◇参加者:45名
任期1年が過ぎ、各単位民児協の児童福祉部会の取り組みについて紹介してもらう企画をしました。
紹介する持ち時間も少ない中、それぞれ工夫して発表してくださいました。また地域により、学区の諸団体との連携事業や民児協主体の事業、 広報の工夫等、情報交換の場にもなり、今後の任期期間で各単位民児協の活動の参考になったと思われます。



児童福祉部会第二回研修会報告
2024年1月15日 / 令和5年度
◇日 時:令和5年11月13日(月) 10時~12時
◇会 場:プロシードアリーナ 多目的会議室
◇テーマ:今、子どもに何が起きているのか
◇講 師:谷口 久美子様(CASN理事長)
◇参加者:40名


講師にNPO法人CASN(カズン)理事長の谷口久美子氏をお迎えして、活動されている「チャイルドライン」について、 生で子どもの声を聞いておられる現状から、「今、子どもに何が起きていているのか」検証されたお話しを聞かせていただきました。 開設当初20年前から受信する件数は変わっていないとのことですが、少子化の現在では、利用率が高くなっているとの事です。
家族には言えない悩みや、留守番していても「本当は、淋しい」、その気持ちを埋めるかの様に電話をしてくる子ども。 また「いじめられている事を親には、(親にも)言えない」で悩む子ども等、いずれも「誰かに聞いて欲しい」気持ちを抱える子どものことです。 知らない誰かでもいいから、胸の内を発信することで気持ちの軽減が図れるのだと検証されています。「顔見知りの関係」も必要ですが、 胸の内を発信できる「誰か」が必要なのだと感じました。
令和5年度児童福祉部会第一回研修会
2023年6月1日 / 令和5年度
◇日 時:2023年5月9日(火)
◇場 所:南地区公民館
◇テーマ:彦根市少年センターについて
◇講 師:少年センター所長 森 貞以子 氏
◇参加者:42名
森所長からセンターの活動の取り組みと課題についての説明がありました。
「青少年の健全育成・非行防止」「子ども・若者支援」を軸として、【育てる活動】【守る活動】の紹介をしていただきました。
また、青少年立ち直り支援事業のひとつ「あすくる彦根」の青少年たちに、自分たちがしたい活動を通して、 やりがいや自己肯定感を育む環境を作っておられることが紹介されました。
児童福祉部会研修報告
2022年1月7日 / 令和3年度
◇日 時:令和3年12月3日(金) 13:00~15:00
◇場 所:福祉センター別館2階
◇参 加:児童福祉部会員45名
◇テーマ:「里親制度」
◇講 師:社会福祉法人小鳩会 フォスタリング機関「こばと」
統括責任者 小嶋 美恵子様、リクルーター 大槻 美保子様
里親体験談 Y様
□講演の要旨
※滋賀県には、令和3年9月末現在で、何らかの事情により家庭での養育が受けられない子供が250名おられます。 うち165名(7割)は乳児院・児童養護施設で養育を受け、84名が里親などの家庭擁護を受けておられます。
※施設擁護の児童を里親につなげるのがフォスタリング機関で、里親の事前研修、児童とのカップリング、 里親開始後のフォローアップを担っておられます。
※里親Yさん、7年前不妊治療を断念して、夫婦で里親を決心。5カ月の男児を機関「こばと」より紹介受ける。 8カ月でハイハイ・つかまり立ち この子の命を預かる覚悟が出来た。自分の子供として特別養子縁組を結んだ。 2歳から自己主張が強くなるも幼稚園で落ち着く、現在小学生。近年は一時保護委託の依頼があり、2歳の男児も預かっている。

□感想
※里親制度につき、分かり易く解説頂きました。社会的擁護を必要とする児童の多さに驚きました。
※淡々と話される里親のYさんの講話内容は感動的でした。「この子の命は私達夫親が預かる」の決意。 貴方には、生みの親がいるとの話は、「他人から聞くより、 一番信頼されている私が話した方が良い」など。受講の各委員に感動が広がりました。
□まとめ
※児童福祉部会独自制作の研修DVD2本を経て、ようやく集合型の研修を開催することが出来ました。
※講演中の熱心な受講姿勢、活発な質疑、終了後の講師との個別懇談など、企画者として嬉しい場面が多く見られた研修会となりました。 参加の皆様お疲れさまでした。
(児童福祉部会 部会長 大久保則雄)