地域のなかでは、その姿が見えにくい不登校児について、地域はどのように支援し関わっていけば良いのか、登校拒否、不登校児に長年関わっておられ、 親の会など多方面から支援をされている鎌田先生をお迎えして、まずは子どもたちの現状からお話を聞いた。
スマートフォンの出現により、私たちが想像する以上に思春期に入る子どもたちを取り巻く環境は様変わりをしている。 LINEなどSNSのやりとりも、常に周りの反応が気になるなど、大人から見たら些細なことも、子どもはその経験が少ないだけに深刻になりがち。 子どもたち、また、その親を支えるためにはどうすれば良いのか、人的、そこに充てられる予算についても考えていく必要があることをご自身の経験談や、 笑い話も交え分かりやすく説明してくださった。
不登校や登校拒否が決して後ろめたいわけでも悪いことでもなく、「何も聞かないこと」も大切であることなど、 地域の大人としてどうあるべきか学びが多かった。また、主任児童委員として関わっている事例から、 今後どう寄り添えばいいのかという質問に対して、共感しながら方向を示してくださったことは、これから私たちが活動を続けていく中で、 力強い味方を得た感じがして、鎌田先生との出会いに大きな意味を感じる研修会だった。
また、研修後に4月の「春よっておいでよげんきっ子」の実施を周知した。
(主任児童委員部会:畠中 麻矢)クリスマス前、なんとなく気持ちがウキウキ、ホールに入ると「何が始まるの?」と待ちきれない様子の子どもたち。 今回は、「楽しく体を動かそう!」ということで、田附孝子先生にご指導をお願いし、親子でトランポリンに挑戦しました。
体を動かすだけでなく、ふわふわのスカーフを使ったり、腕に鈴を付けたり、ダンスをしたり、 普段お家ではできないような遊びに元気いっぱい笑顔いっぱいの子どもたち。 大人は息が上がるほど思いっきり体を動かしたことで、良いリフレッシュになったのではないでしょうか。
休憩をはさんで、次はクリスマスの工作です。体を動かすのがちょっと苦手・・という子どもも、この時間は自分の世界を楽しみながら、 ハサミやのり、手先を使ってそれぞれの発想で素敵なクリスマスの飾りが出来上がりました。 「こんなのが出来た!」と自信に満ちた顔で作品を見せに来てくれる子どもたちの様子は、とても可愛らしいです。
最後は、パラバルーン。わらべ歌を歌いながら大きなバルーンの中に包まれる心地よさは、大人も子どもも同じ。 終わるのが名残惜しく何度も繰り返して遊びました。 げんきっ子では、子どもだけだはなく、お父さんお母さんの笑顔も大切に見守っていきたいと考えています。
(主任児童委員部会:畠中 麻矢)甲賀市まちづくり活動センター「まる―む」は、行政施設が集まる場所にあり「市民活動を応援する」というコンセプトが施設のつくりからも伝わってきました。 登録をしたら無料で使えるスペース、ロッカー、印刷機などがあるのも驚きで、市民活動の拠点があることは、街を活性化することにもつながり、 市民の力を引き出すことで、やがては行政の負担も軽くなっていくのではないかと思います。
施設のやり繰りは大変な面も感じましたが、利用者の声として「まるーむは、甲賀市民の誇りです。」と言ってもらえる施設づくりは 、着実に理想のまちづくりに向かって進んでおられることを感じた。
昨年度まで彦根市からの委託事業として実施していた「赤ちゃん訪問」が委託終了となり、 令和6年度4月より彦根市民生委員児童委員協議会が実施する「1歳おめでとう訪問」に移行することとなりました。
生後、1年が経過した1歳児は新生児期からの成長も著しく、訪問時に受ける育児に関する相談の内容や提供する情報も変わってくることから、 健診等で日々親子に関わっておられる健康推進課から講師を迎え「昔と今の子育て何が違うの?」をポイントにして話を聞きました。
1歳児の消化機能について、気を付けたい食品、食事の際のポイント、不足しやすい栄養素、おやつについて、 食塩摂取量、食物アレルギー、また脳や体の発達について、以前の子育ての常識との違いをわかりやすく説明していただきました。 幼児の成長にとって欠くことのできない外遊びも、今は紫外線や熱中症などの心配もあり注意点も多く、 SNSなどの情報過多もストレスや不安と結びつきやすいことなど、改めて今の子育て世代の大変さを感じました。妊娠期から子育てまでをサポートする「ひこねすくすくアプリ*ひこすく*」についても説明があり、
困った時の相談窓口など、今後の活動の中で役立つ内容が詰まった研修となりました。
また、研修後に7月の「夏よっておいでよげんきっ子」実施にあたり打ち合わせも行いました。