- 各地区担当の主任児童委員29名が、赤ちゃん訪問、保育・児童相談等の活動をしています。
- 現在、コロナ禍のため、赤ちゃん訪問は、直接の相対を控え、インタフォン越しのポスト投函を行っています。
早く以前のような面会が行えることを願っています。
令和3年度活動方針
- 主任児童委員の資質向上に努めます。
- 担当区域の民生委員と連携・情報共有し、感染症対策に配慮し新生児訪問活動を充実します。
- 地域の青少年の情報を把握し、関係機関との連携に努めます。
主任児童委員の役割について
主任児童委員は平成6年に制度化された、民生委員・児童委員の一員です。
地域の高齢化が急速に進み、民生委員・児童委員活動が高齢者支援に力を注ぐようになり、
主任児童委員は子どもや子育てに関する支援を専門的に担当します。
民生委員・児童委員と同様に、厚生労働大臣から委嘱され各学区に1~3名配置されております。
近年の核家族化、女性の就労形態の多様化によって、「健やかに子どもを生み育てる環境づくり」が社会全体の課題になっております。
児童虐待、非行、いじめ、不登校等の問題を抱えた子どもや家庭の相談・支援を、地域民生委員・児童委員と連携し、
行政の専門機関につなぐパイプ役でもあります。
新生児の赤ちゃん訪問、子育て広場、保育園、幼稚園、小・中学校との連携を密にし、
地域の皆さんのお役に立てるよう日々活動をしております。
委員には、守秘義務を課せられておりますので、悩みごとなどございましたら、どうぞ安心して気軽にご相談ください。
(主任児童委員部会 部会長 田邉 多美子)
―令和4年2月4日(金)―
“冬”よっておいでよげんきっ子 開催報告
令和3年12月11日(土)、中地区公民館を会場に、“冬”よっておいでよげんきっ子を
開催し、各学区から20数名の親子が参加されました。
白・黒に分かれてのオセロゲーム、クリスマスツリーの工作、絵本の読み聞かせなどに真剣に取り組んでくれました。
最後は、中地区公民館の室内に設置されたイルミネーションが点灯され、プレゼントの入った大きな袋を持ったサンタさんが登場した時には、
「ワー!!」と言う子どもたちの大きな歓声があがりました。何のプレゼントだったかなぁ!
次回は、”春”「よっておいでよげんきっ子」を開催予定です。楽しい活動を工夫していきたいと思いますので、
多くの皆様の参加をお待ちしています。
(文責:主任児童委員部会 若林)
―令和3年7月12日(月)―
「令和3年度主任児童委員部会研修会」
◇日 時:令和3年6月14日(月) 9時30分~11時30分
◇場 所:中地区公民館
◇講 師:上村文子スクールソーシャルワーク・スーパーバイザー・社会福祉士
◇テーマ:「親子が笑顔になれる家庭教育支援とは」
◇参加者:主任児童委員 20名
標記の通り、主任児童委員部会研修会を開催しました。コロナ禍での開催で出席者が少ないのでは?と心配しましたが、
28名中20名の出席を頂きました。
9時30分からは、6月からスタートした新しいやり方での赤ちゃん訪問についての質疑を受けましたが、
まだ実行されている方が少なく、質問・意見は、8月に行うアンケートに記入をお願いしました。
10時からは、「親子が笑顔になれる家庭教育支援とは」と題して、滋賀県教育委員会の上村文子講師の研修を受けました。
彦根市教育委員会、生涯学習課の3名も同席され、共に学びました。学びの主な内容を下記いたします。
- 核家族・共働き家庭・ひとり親家庭の増加・地域とのつながりの希薄化等、家庭を取りまく環境が変化する中、
子育ての悩みや不安を抱えた家庭が増加しつつあるとのこと。
- 様々な課題を抱えつつ地域から孤立し、自ら学びや相談の場にアクセスすることが困難な家庭など、
支援が行き届きにくい家庭への対応が喫緊の課題であること。
- コロナ過での生活不安やストレスによる児童虐待等のリスクの高まりも懸念され、
地域全体での家庭教育支援の必要性が一層高まってきていると話されました。
私ども主任児童委員として、地域に目を向け、耳を傾けていくことの大切さと重要性を学びました。
今すぐにでも行動に移さねばならないと痛感しました。
(主任児童委員部会 部会長 田邉多美子)