今回が、今年度最後の研修会で3年間を振り返り・人権研修の総まとめ という事で、人権政策課・福原様にご講演をお願いいたしました。
振り返りますと、令和2年・3年はコロナ禍で、研修が思う様に出来ない年でした。そのようななかで、 誹謗中傷しないコロナ禍の人権・守秘義務が、主なテーマとなりました。 令和4年度は、令和2年・3年の反省として、コロナ禍でも研修会を行なえる対策を取りながら進める事が課題となりました。 そしてテーマは、人が集まる事が難しくなって来ましたので、人との繋がりを大切にするテーマとなりました。
皆様からアンケートをとり、集約いたしますと、人権についての終わりはなく、学習し続ける事が大切で、 学ばないとセンサーがどんどん鈍っていくので、常に人権に関する感覚を高める事が大切であると学びました。
今回の人権研修会は、梅雨で足元の悪い中にも関わらず、44 名が参加されました。 令和3年度の実績報告・令和4年度活動計画を報告させて頂き、その後、 講師の福原重和様よりご講演を頂きました。
コロナ差別の影響は、現段階、学校・職場・地域・SNS 等で、私達の言動 までも過剰にしてしまう様になってきています。 コロナウイルスもどんどん変異し、ついにワクチンも 4 回目へ。 マスクの効果は果たしてあるのだろうか? いつまでも永遠に必要なのだろうか? 何に気をつければ良いのか? 不安に思う事が一杯ありますが、誰が悪い・誰かを責める のではなく、「誰かのための行動」が大切である事を学ばせて頂きました。研修を通じて、学ぶ事・新しく知る事が一つでもあれば研修としての成果があったと感じております。 その学びでの積み重ねが知識の豊富さになるのだと思います。
最後に、今後の人権研修は次回9月頃に行い、どのようなテーマが良いのか? 又何処かにいくのか? 忙しいから資料配布のみで良いのか等々の意見を聞かせて頂き、 次年度に引き継ぎの資料とさせていただきたい事をお伝えして閉会といたしました。
(人権部会 部会長 梅本益夫)