鳥居本   城 北   城東一   城東二   城西一   城西二   佐和山   旭 森   金 城 
 平 田   城 南   高 宮   城 陽   若 葉   河 瀬   亀 山   稲 枝 



金城民児協  令和4年  令和3年  令和2


1.担当地域の紹介
 私たちが活動する金城学区は、彦根市中心部の彦根城から少し南に位置し、芹川、平田川、犬上川が流れ、 西には琵琶湖が広がる自然に恵まれた地域にあります。概ね田園風景が残る昔からの地区、市内最大級の新興住宅地区、 賃貸住宅が多くを占める地区に分かれ、近年は商業施設も増え、賑わう地域となってきました。高齢化が進む自治会、 若い世代の新興自治会、年齢格差は相当ありますが、全体では彦根市高齢化率を若干上回る程度に収まっています。 また、公共施設としては金城小学校、中央中学校、彦根市立病院などがあります。

2.児協組織の紹介
 ◇金城学区民児協スローガン:赤ちゃんからお年寄りまで安心して住み続けられる町づくりをめざして!
 ◇世帯数:5,127世帯、人口:11,686人、高齢化率:26.5% (令和3年2月末現在)
 ◇定員数19に対し1名欠員で現在18名(男性12名、女性6名)内主任児童委員2名、新任委員:7名です。

3.活動内容の紹介
 金城学区住民福祉活動計画に基づく取り組みとして、地域のあらゆる団体が連携した「健やか金城の会」の下で、次の4つの大切にしたいことを進めています。
 ① 機能する「災害時避難行動要支援者制度」
 ② 地域に広がる「命のバトン」
 ③ 息長く続く「サロン活動」
 ④ 地域の安全・安心「防犯見回り隊」

健やか金城の会として共同で行う金城夏祭りや文化祭、交通安全運動、迷惑違法駐車追放パトロール等や、 各委員の担当区域でのサロン活動に積極的に参加しています。

 金城民児協の日常活動の軸は、月1回平日の昼に地元公民館で開催する「定例会」です。定例会には、社会福祉協議会からも1名が参加しています。 午後1時30分から3時30分まで2時間の時間帯で、副会長の進行のもと会長の理事会報告に始まり、各部会活動の報告を部会長が行います。 部会は下記の5つです。委員全員がそれぞれの部会に属し、部会長を中心に活動を展開しています。
 1.児童福祉部会
 2.障がい者福祉部会
 3.高齢者福祉部会
 4.人権部会
 5.広報部会

1.児童福祉部会
 学区内の幼稚園、小中学校を訪問し、授業参観や園、学校の状況を確認し、行事にも参加しています。 幼児には音楽に乗って楽しく遊んでもらう「ひまわり広場」を開催し、子供たちの成長を見守っています。

2.障がい者福祉部会
 毎年7月に障害者施設を借り、障害のある人と一緒になり「陶芸教室」を開催しています。プロの先生の指導の下、 例年15名ほどの障害者の方と同数のお手伝いの方がともに作品作りを楽しんでいます。出来上がった作品は、後日、 中地区公民館で展示し、参加者は自分の作品に感動し、翌年の開催を待ち望んでくれています。

3.高齢者福祉部会
 毎年9月に「高齢者の集い」を公民館で開催します。昨年はマジックを楽しんでいただいた後、 参加者全員で思い出の歌や童謡を合唱しました。又、高齢者施設を慰問し、利用者の皆様とひと時を楽しむことも行っています。

4.人権部会
 年初に「社会奉仕の精神」「相談・援助」「基本的人権」「守秘義務の徹底」「個人情報の適切な把握」等について研修会を開催しています。 定例会では、多様な人権に関わる社会問題を取り上げ、人権啓発に努めています。

5.広報部会
 各部会が輪番制で作成を担当する広報紙「絆」を年4回発行し、取りまとめの役割を果たしています。

4.成果・課題
 1.活動強化週間では、「命のバトン」の普及に努めています。平成24年に彦根市民児協で最初に取組を開始して以来、 8年が経過しました。最近では普及が停滞している感が否めず、活動継続の困難さを痛感しています。
 2.民生委員児童委員の多選化と、なり手不足の問題があります。経験豊富な委員が存在することは、大変有難い事ではありますが、 一斉改選時に大量入替の可能性も高くなるため、適正なローテーション化が望ましいと考えます。

5.今後の活動
 1.高齢化率の上昇とともに独居老人が増えつつあります。担当地域での見守り訪問に重きを置いた地道な日常活動が必要になると考えます。
 2.「災害時避難行動要援護者」への登録は行政が推進していますが、避難に必要となる「車いす」が適切に配備されているかなど問題点もあり、 トータル的な対応が望まれます。


―令和3年8月7日(土)―

金城民生委員児童委員協議会ニュース

金城民児協・児童福祉部会で中央中学校訪問


    

令和3年6月21日(月)に、児童福祉部会委員と民児協会長の6名で、彦根市立中央中学校を訪問しました。 加藤校長の案内で、各学年の授業風景を、すべてのクラスについて、参観させていただきました。

黒板に向かっての授業及びパソコンを利用してのパネルでの説明と、その様相は変わりつつあります。 生徒の理解力もより幅の広いものになるであろう、と期待されます。特別支援クラスにおいても、 生徒と先生のやり取りを拝見し、心強いものを感じました。

田中生徒指導主事からは、生徒たちの様子を、勉学、部活動、学内での動き等から説明を頂きました。 地域のわれわれからも、あいさつ、声掛けなどを行い、子どもたちの成長を見守ることを約束して参りました。


金城学区 ひまわり広場



    

    

16名のお子さんが参加されました。高原先生の歌に始まり、お母さんと一緒の踊りや体操へと、 みんな楽しい時間を過ごしました。

慣れるまでは、お母さんにひっついたまま、また、お兄さんだとばかり、 あっちこっちと駆け巡る男の子、そしておとなしそうな子、と様々でしたが、 みんな打ち解け、絵本聞かせ、はいはい運動、親子体操など、1時間半の広場を楽しんでいるようでした。

人見知りで、おとなしく困っています、というお子さんの参加も歓迎しています。


―令和3年7月12日(月)―

  金城民児協・児童福祉部会で金城小学校訪問


    
児童福祉部会委員(5名)と民児協会長が、令和3年6月7日(月)、金城小学校を訪問しました。 校長、教頭、教務主事の先生方と2年ぶりの話し合いの機会を持ちました。

コロナ禍での学校運営の難しさを話して頂きました。民生委員児童委員、主任児童委員としては、 地域の子供たちの成長を見守る立場から、常日頃の活動を約束して参りました。 子供たちひとりひとりにパソコン端末の割当がなされていることもお聞きしました。 その活用については、今後、様々な工夫が必要であろうとのことでした。 一部の子供たちの通学路について、今夏には横断歩道が敷設され、新道開通以前の通学路に戻る予定であることも知らされました。 地域の方々の強い要請が実ったとのことです。

地域と学校の協力は様々な形で行われています。われわれ児童福祉部会においても、 地域の方々と協力しながら、活動を進めていくことを確認しました。