鳥居本   城 北   城東一   城東二   城西一   城西二   佐和山   旭 森   金 城 
 平 田   城 南   高 宮   城 陽   若 葉   河 瀬   亀 山   稲 枝 



  高宮学区民生委員児童委員協議会  
     民生委員児童委員:13人、主任児童委員:2人
     世帯数:3,701世帯、人口:8,281人、高齢化率:16.2%
                      
(令和3年2月末現在)

   活動スローガン
       「地域と共に」     


【地域の紹介】
彦根市高宮地区は、江戸時代、中山道第六十四番宿として栄えた町であり、天保14年(1843)当時の人口は3,560人、 戸数830戸余りと、中山道本庄宿(埼玉県)に次ぐ第二の規模を誇っていました。 今でも町内各所には、当時を偲ばせる歴史的建造物や史跡があり、風情のある街並みが自慢の町です。 気候の良い頃には、中山道を辿るハイカーたちを多く見かけることができます。

【活動内容】 (各部会ごとに紹介します。)

◇高齢者福祉部会◇
新年には「友愛年賀はがき」を町内の80歳以上の高齢者に送付し、高齢者の方々は、 毎年届く高宮小学校児童たちの心温まる年賀状を楽しみにしておられます。 「民生委員・児童委員の強化週間」には、80歳以上の高齢者宅を訪問して、安否確認や相談・支援を行っています。 本年は、新型コロナウィルス感染症の蔓延で、高齢者の方々の様態が危惧される中、 できる限り感染予防に留意しながら訪問しました。

◇児童福祉部会

           

小学生とは学校での読み聞かせ活動(毎週火曜日)やあいさつ運動(月1回)に参加し、 親子野鳥観察会を小学生親子の参加を募って実施するとともに、 小学校の先生方とは年1回懇談会をもって必要な情報交換をしています。 さらに、地域の保幼小中学校・園には、 子どもたちの健全育成の観点から教育・保育環境の充実のための支援を年次計画で進め、 情報交換を他の校・園にも拡げています。

なお、赤ちゃん訪問や子育て広場(月1回)は主任児童委員が中心となって実施しています。

◇障がい者福祉部会◇
社会福祉法人青い鳥会が運営する障がい者支援施設「彦根学園」では、毎年5月に学園祭があり、民生児童委員として、 模擬店のうどん・缶ジュースの販売手伝いおよびごみの分別収集といったボランティア活動を行っています。

また、秋の車いす体験学習会および彦根中学区身体障がい者更生会が開催する「いこいの場」での交流にも参加しています。

◇人権部会◇
今年は新型コロナウィルスの蔓延により、 彦根市認知症HOTサポートセンター編集のDVD『認知症の理解と地域支援』を全員で鑑賞した後、 福島県大玉村人権作文コンテストH26年度入賞作品を紹介され、 認知症について考え認知症の仕組みや行動・心理の症状、ご本人・ご家族の気持ち、 地域での気づき・見守りについて深く学びました。 また、認知症について、脳の変化等正しい知識を得ることで、症状を知ることができました。

地域包括支援センターの働きについてはその活動を、具体的に知ることができ、 民生委員として今後も連携を大事にするという意識が高まりました。

       

◆成果・課題◆
一期目を振り返ると活動の拡大およびその内容を充実させることができました。

毎月1回実施している赤ちゃん広場“わいわいひろば”は、 最近では30組前後の親子が参加するという盛況ぶりが続いており、広報の成果であるとともに、 参加者の満足感や口コミも大きいものととらえています。

次に、命のバトン事業の実施について、定例会で何度も話題にしてきましたが心配ばかりが募って踏み出せませんでした。 改選を機に、改めて他地区の実施状況、高齢者のニーズ調査、消防署への聞き取りなどを重ねてきた結果、 私たちなりの命のバトンを試作し、秋の高齢者訪問の機会に希望される方に提供することができるようになりました。 その他、高宮全域で実施される一大行事「高宮宿場まつり」に、3年前から高宮民児協として模擬店を出店しており、 地域のみなさんへ民児協の存在をアピールできました。

活動方法についても、以前はそれぞれの活動をだれが中心になって進めるかが明確ではなく、責任の所在もあいまいでした。 一昨年からの新たな期の開始にあたって、各活動に担当部会を位置づけ、 それぞれの部会が主体的に事業や研修の場を計画することを確認し、部会にあった研修を計画して皆に呼びかけるなど、 委員それぞれが主体的に活動するようになってきています。


高宮学区「子育て広場・わいわいひろば」

◇日 時:令和3年8月5日(木)10時~11時30分
◇会 場:高宮地域文化センター
◇対 象:0歳児~未就園児
◇テーマ:親子で一緒に遊ぼう
◇参加者:12名(親子合計)


◇内 容:紙芝居、エプロンシアター、おもちゃ遊び
当日は、おもちゃもしっかり消毒、コロナ対策をして実施しました。お母さんと一緒の踊りや体操など、みんなで楽しい時間を過ごしました。