鳥居本   城 北   城東一   城東二   城西一   城西二   佐和山   旭 森   金 城 
 平 田   城 南   高 宮   城 陽   若 葉   河 瀬   亀 山   稲 枝 



    城北学区民生委員児童委員協議会  
        民生委員児童委員:8人、主任児童委員:2人
        世帯数:2,236世帯、人口:5,040人、高齢化率:25.9%
                           
(令和3年2月末現在)

           活動スローガン
   目指そう 築こう 幸福学区の城北 





―令和5年3月31日(金)―

彦根西中学校区 民生委員児童委員協議会だより

令和4年12月1日の民生委員児童委員の一斉改選により、彦根西中学校区内の三民児協(城西一、城西二、城北)では委員数26人のうち15人の委員が交替しました。 民生委員児童委員の一斉改選による委員の交替を理由にして、民生委員児童委員の支援活動を停滞させることはできません。 一斉改選時の引継ぎは、民生委員児童委員協議会全体の最重要課題となっています。 訪問活動で必要とする介護保険制度の知見を中心に、地域包括支援センターハピネス様、彦根市社会福祉協議会様のご協力を得て、三民児協が合同で研修会を開催しました。

◇日 時 令和5年3月22日(水) 午前10時 ~ 12時10分
◇会 場 北老人福祉センター (彦根市馬場一丁目5-5)
◇テーマ ・地域包括支援センターが果たす役割について
     ・介護保険制度の概要について
     ・西中学校区内の介護施設とサービス内容について
     ・彦根市社会福祉協議会が取組む福祉活動について
◇講 師 地域包括支援センターハピネス 増田恵子 様
     彦根市社会福祉協議会 平野美喜 様
◇参加者 22名

  


◇概 要 
地域包括支援センターは、地域の高齢者から介護・福祉・保険・医療に関する相談を、 それぞれの専門職である保健師、社会福祉士、主任ケアマネージャーが対応する「高齢者の方の総合相談窓口」となっています。 本人・家族からの相談が最も多く、民生委員からの相談もあり、地域包括支援センターと民生委員が協働で取組む相談事案もあると説明を受けました。

介護保険制度が始まる前は、「老人福祉制度」で、訪問介護、特別養護老人ホーム等の介護サービスが提供され、一方、 通所リハビリや老人保健施設等の介護サービスは「老人医療制度」のなかで提供されていました。介護を必要とする高齢者が増えてきた背景もあって、 平成12年(2000年)4月に介護保険制度が施行され、医療保険制度と切り離されました。65歳になる直前に「介護保険証」が送付されてきますが、 身体機能の低下や、病気などで、普段の生活に介護サービスが必要になった人は、介護認定の申請を市町村にして、認定を受けなければなりません。 ケアマネージャーが、要介護者の意思を尊重し、介護度に応じたサービス内容、サービス料金などきめ細かいケアプランを作成してくれます。

西中学校区内の介護保険サービスの施設の名称、所在地、そして、サービス内容を確認しました。特に、平成18年(2006年)4月の制度改正により、 認知症高齢者や中重度の要介護者等が、できる限り住み慣れた地域で尊厳を持って暮らし続けられるように創設されたのが「地域密着型サービス施設」です。 原則として、本サービスの利用者は、サービス事業者と同じ市町村に住民票がある人になってます。 西中学校区内の「小規模多機能型居宅介護施設」は1ケ所、そして「認知症対応型共同生活介護施設(グループホーム)」は2ケ所あります。 近年の施策は「地域密着型サービス施設」が主流になってきています。

学区社会福祉協議会を中心に策定してきた住民福祉活動計画、城西学区の「私の城下町城西プラン」並びに城北学区の「きらめき城北プラン」 で宣言した地域づくりの決意を話してもらいました。




―令和4年2月4日(金)―

彦根西中学校区.民生委員児童委員協議会だより

彦根西中学校の生徒さんたちが、生徒会活動として2014年(平成26年)から、 取り組んでくれています“心のこもったクリスマスカードを送ろう作戦”(以下“送ろう作戦”)に、 西中学校区内の城西一民児協<委員数12人>、城西二民児協<委員数6人>、 城北民児協<委員数9人>の民生委員が、毎年、同行させてもらっています。 民生委員は、担当地域の高齢者宅をご案内する役目です。道中、生徒さんたちと、地域の特色を話したり、 中学校生活のお話を聞いたりして、遠い昔を振り返る懐かしさもあります。

 ◇日 時  令和3年12月23日(木)午後2時から
 ◇地 域  西中学校区内 (城西小学校区、城北小学校区)
 ◇目 的  高齢者の皆さんに、手作りのカードを渡しながらの声掛け
 ◇参加者  〇事前のカード作成  全校生徒338人で総数589枚を作成
       〇当日の訪問活動   生徒さん  城西小学校区 58人
                        城北小学校区 29人
                  民生委員  3民児協で  24人

        

     

 ◇概 要
西中学校の生徒さんたちの“送ろう作戦”は、当時の生徒会執行部が、 これからの新しい生徒会活動を考える過程で、 地域のみなさんの為に何かできることはないかと考えて企画された生徒会活動です。

高齢者宅への訪問時に、生徒さんたちは、まず、自己紹介をして“送ろう作戦”の主旨を説明し、 時候の声掛けです「風邪をひかないように注意して下さい」「火の用心をお願いします」 「押し売りに注意して下さいね」など、この時期、お互いに気を付けましょうと声掛けをする話題はたくさんあります。 また、訪問先のおじいさん、おばあさんから「勉強を頑張って」「身体に気を付け て」と、生徒さんたちが、逆に、励まされるときもあります。更に、「去年も、そ の前も来てもらった。毎年、楽しみにしている」「カードは大事に残している」と 感謝感激の声もあります。高齢者の皆さんにとって、訪問する生徒さんも、カー ドの中味も変わりますので、非常に喜んでおられます。

訪問を終えて、生徒さんたちから「カードを渡した時に、嬉しそうな表情で受け 取ってもらい、この活動に参加して良かった」「みなさん元気にされていてホット しました」「カードを渡すことで地域に貢献できたので嬉しかった」などの感想を 聞かせてもらいました。

来年以降も“送ろう作戦”を楽しみに待っておられる高齢者の皆さんが多くおら れます。西中学校の生徒さんたちが企画する“送ろう作戦”が続くことを願います。



―令和4年1月7日(金)―

城北民生委員児童委員協議会だより

【彦根西中学校の先生方と民生委員との懇談会に参加して】

彦根西中学校のエリアには単位民児協が3つあります。
城北民児協<委員数9人>、城西一民児協<委員数12人>、城西二民児協<委員数6人>が民生委員児童委員活動を展開しています。 2学期の終了前に令和3年度民生委員児童委員/主任児童委員と西中の先生方との懇談会が開催されました。

◇日 時  令和3年11月9日(火) 午後1時30分~午後2時30分
◇会 場  彦根市立西中学校多目的ホール
◇出席者  西中学校からは(校長、教頭、教務主任、生徒指導主事の皆様)
      城北民児協8名、城西一民児協11名、城西二民児協4名が参加。

    
  令和3年度民生委員児童委員/主任児童委員と西中職員の懇親会の模様(西中多目的室)

◇概要
はじめに学校側から
    学校教育目標「品格の養い 変革への挑戦」
    合い言葉  「たがやす きたえる つなぐ」
    一校一行  「さわやかな挨拶を交わそう」
が紹介されました。

2学期は感染下の中でしたので一部は学校行事の先送りもありました。保護者にご遠慮願う中でしたが、行事が開催され大きな成果を上げることがきました。 8月には生徒の地域貢献活動について、地域の方々と話合え、協力的に進めていくことになりました。

学校全体の様子では、生徒指導については、9つの部活動をしたこと。又、「たがやす きたえる つなぐ」を基本にして、 地域と学校づくりの仕組み、町づくりを担う子どもを育てることを目標に意識を持ち、成長できることを願っていますと話されました。 文化祭、3年校外学習、校内合唱コンクール、スポーツフェスティバル、GIGAスクール、等の活動を通して生徒の成長の紹介がありました。

12月には恒例の「心のこもったクリスマスカードを贈ろう作戦」があり、『地域の中で健やかに育っていくのも、地域の皆様のお力が必要です』と話されました。 タブレット使用ではチャット機能がついており、ガイドラインを決めて使用している。また、ヤングケアラー問題については当校での発生はないとのことでした。

懇談会に参加して

生徒さんたちが活躍できる地域活動を意識し始めたのはすごい事だと思います。そういう意識が出ること自体が素晴らしい教育をされていると実感いたしました。 又、具体的な意見や思いを持っておられることを知ってますます感心しております。

毎年12月の活動に取り組んでいただいています「心のこもったクリスマスカードを贈ろう作戦」という高齢者思いの活動をしていただき、 今や年末の心待ちのイベントになってきており感謝の気持で一杯です。民生委員児童委員、主任児童委員といたしまして、 「生徒さんの地域活動にすこしでもお役にたつことができたらなと」考えている次第です。 又、いじめ、ひきこもり、不登校、そして昨今問題になっているヤングケアラーなどに対して、 民生委員としてできることを今まで以上に最大限に取り組みたいと思っております。

守秘義務のある中で「困惑する生徒の窮状を救う活動こそ民生委員の活動」だと思い、 民生委員児童委員、教育機関、行政機関が相互の立場で取り組み、彦根西中学校エリアは、いじめ、ひきこもり、 不登校がない校区であって欲しいと願っています。
(城北民児協 会長 瀧波博之)
 


―令和3年11月20日(土)―

城北民児協だよりを発行致しました。ひとり暮らしの「見守り」システムの紹介、そして、 民生委員からのメッセージを掲載しています。ぜひ、一読ください。