彦根市民児協連・高齢者福祉部会 研修会報告

彦根市民児協連・高齢者福祉部会 研修会報告

2021年9月8日 / 令和3年度

◇日 時  令和3年7月27日(火) 10時~11時45分
◇会 場  彦根市福祉センター別館2階 集団健診室
◇研修テーマと講師
      「これからの介護予防」 地域包括センターいなえ 青木真由美様
      「これからの認知症予防」  HOTサポートセンター 西村りう子様
◇参加者  48名

◇概 要
5月18日に、令和3年度の一回目の研修会を予定していました。ところが、 コロナ感染拡大が一向に納まる気配もなく、 総合的に判断して延期を決めました。その後、5月中旬から65歳以上の高齢者を対象にしたワクチン接種も始まり、また、 7月9日に滋賀県独自のコロナ感染拡大防止等の判断指標も、警戒ステージから注意ステージに引き下げられました。 しかしながら、気を緩めずに感染防止策を遵守していくことは、誰もが取組むべき行動規範でもあります。 四囲の状況から、引き続き感染防止策を遵守して、研修会の開催を決めました。

介護保険制度が、平成12年(2000年)4月にスタートしました。 介護保険制度を支えた「ケアマネジメント」「要介護認定」「区分支給限度額」が機能し無難に運用されてきましたが、 少子高齢化が顕著になり始めてくると次の課題、「介護保険財源の不足」、「介護予防の多様性」、 「介護現場の労働力不足」が顕在化してきました。いずれの課題も重くて解消までのハードルは極めて高いものです。

今回の研修テーマは、「介護予防への道のり」と「介護初期の認知症予防」について、 誰もが通過する健康ステージ「フレイル(虚弱)」との関連を中心にお話し頂きました。本日の研修で、 われわれ民生委員活動での引き出しも増え、高齢者さんとお話をされる時の参考にしていただくことを願います

(高齢者福祉部会 部会長 西野秀太郎)

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