彦根市内の小学生たちは、福祉学習の一環として「福祉とは?」を学び、 より深く福祉を知る実体験を積んでくれています。体験学習としては、 「車椅子を操作する」「盲導犬の仕事を知る」「手話で会話をする」「アイマスクをする」等があります。
この度、城西小学校で、彦根市身体障害者更生会・会員の皆様による「車椅子を操作する」 体験学習会が開講されましたので、城西一民児協と城西二民児協の民生委員・児童委員もお手伝いをさせていただきました。
◇ 日 時 令和4年6月23日(木)午前10時40分から
◇ 会 場 城西小学校 校庭 (体育館横)
◇ 生 徒 城西小学校の4年生 50人
◇ 参加者 彦根市身体障害者更生会会員6人、民生委員7人(2民児協)







◇ 概 要
小学生たちは、3人1組のグループになり1台の車椅子を使って、 つぎのことを学びました。
○折りたたまれた車椅子を、広げて使えるようにする操作と注意点
〇車椅子の各パーツの機能についての説明
〇要介助者を、車椅子に乗せる時の注意点
〇介助者として車椅子を操作する時の注意点
〇段差、登りまた下りのスロープでの車椅子の操作と注意点
〇一人で乗り、右回りまた左回りをする時のタイヤ操作と注意点
等、車椅子を見ることはあっても、車椅子を使うことは初めてという小学生たちは、 車椅子に慣れようと頑張ってくれました。
終わってから数人の小学生が
〇「普段、車椅子に乗っていないので、今日の体験で歩けるということが、 どれだけ楽かわかった」
〇「車椅子は思っていたより大変だった。手だけで方向転換をする操作、手の使い方が難しかった」
〇「難しかったが、車椅子体験をして良かった」
と話してくれました。
今回の体験学習で、車椅子の操作等に関心を持ってくれることを願います。