◇日 時 令和5年6月29日(木) 午前10時40分から
◇会 場 城西小学校 校庭 (体育館横)
◇生 徒 城西小学校の4年生 64人
◇参加者 彦根市身体障害者更生会 6人
民生委員児童委員(2民児協) 8人
彦根市内の小学生たちは、「車椅子の操作をする」「盲導犬の従順さを知る」「手話で会話をする」「アイマスクを装着する」等の体験学習を通じて「福祉とは?」を学んでくれています。「車椅子の操作」体験学習は、毎年、4年生を対象に実施されています。
今年も、城西小学校で、彦根市身体障害者更生会の皆様のご指導による「車椅子の操作をする」体験学習会が開講されましたので、城西一民児協と城西二民児協の民生委員児童委員もお手伝いをさせていただきました。




◇概 要
小学生たちは、3人(要介助者、介助者、付添いの立場)がグループになり1台の車椅子を使って、 基礎的な操作方法中心にそれそれの立場での役目、注意点について学んでくれました。
〇 折りたたまれた車椅子を広げて使うとき、また、折りたたむ時の注意点
〇 要介助者を、車椅子に乗せる時の注意点
〇 介助者として車椅子を操作する時の注意点
〇 段差、登りまた下りのスロープでの車椅子の操作と注意点
〇 一人で乗り、右回りまた左回りをする時のタイヤ操作と注意点
等、車椅子を見ることはあっても、車椅子を使うことは初めてという小学生たちは、車椅子に慣れようと頑張ってくれました。車椅子を使う目的は「行きたいところに行く」と言えます。車椅子を操作して行動範囲を広げることで社会参加を促し、 自分で移動することにより自立心が養われて、介助の負担や介助者への気兼ねが軽減されてきます。 「身体の機能が低下してきたから車椅子」ではなく「本人が希望する生活を実現するための道具」のひとつとして活用されているのが車椅子です。
小学生たちには、まず、車椅子の操作を知ってもらい、車椅子の役目を学んでくれることを願います。
(城西二民児協 会長 西野秀太郎)