◇日 時:令和7年8月18日(月)9時~11時
◇場 所:彦根市西今町 県立盲学校
◇参加者:11名
学 校 清水校長先生、辻教頭先生、伊吹先生
◇研修内容
県立盲学校について(辻教頭先生)
━要旨━
明治41年(1908年)に私塾として山本清一郎氏によって尾末町の図書館横に創立され、その後県立校として移転をしながら現在の校舎で116年目となる。卒業生は延べ1,100人を超えている。県内唯一の視覚障害教育を行っている。幼稚部から職業教育課程まで、6学部あり現在20名の方が学んでいる。(最高齢66歳)
敷地内には通学が困難な児童・生徒のために寄宿舎が併設され、7名の方が指導員と一緒に年代の違う方とも協力しながら有意義な生活を送られている。
部活動にも熱心で季節ごとに色々な競技に取り組んでおられる。

━校内見学━
校舎内の通路には物を置かない。交差する場所には点字ブロック(警戒停止は丸点、進行問題なしは長棒のブロック)で表示されている。
広い施設内で一番驚いたのは、職業教育課程の生徒が国家資格を取得するための実習として、先生立会いの下、一般の方に施術する臨床室が設備されていたことでした。
━点字体験━
学校内見学後、伊吹先生から白杖についての説明、また道に迷うなど困っている様子を見たら、傍によって「どうしました?」「何か困ってますか?」と声をかけサポートお願いしたいとのことでした。
最後に伊吹先生指導による点字体験もさせていただきました。

━最後に━
彦根に住みながら、知らないことが多かった盲学校について、説明を受け現場を見学して、点字の実体験で、視覚障害者の自立への学びを身近に感じました。民生委員として、今後の寄り添いへの基礎理解を深めました。
盲学校の先生方本当にありがとうございました。
以上
