お知らせ

主任児童委員部会研修会

2025年3月18日 / 令和7年度

◇日 時:令和7年3月3日(月)13:30~15:00
◇場 所:プロシードアリーナHIKONE 会議室1
◇テーマ:「不登校や学校に行きにくい子の現状と地域の大人としての支援のあり方について」
◇講 師:元比叡山高校教師 スクールソーシャルワーカー 鎌田 ユリ氏 
◇参加者:17名

地域のなかでは、その姿が見えにくい不登校児について、地域はどのように支援し関わっていけば良いのか、登校拒否、不登校児に長年関わっておられ、 親の会など多方面から支援をされている鎌田先生をお迎えして、まずは子どもたちの現状からお話を聞いた。

スマートフォンの出現により、私たちが想像する以上に思春期に入る子どもたちを取り巻く環境は様変わりをしている。 LINEなどSNSのやりとりも、常に周りの反応が気になるなど、大人から見たら些細なことも、子どもはその経験が少ないだけに深刻になりがち。 子どもたち、また、その親を支えるためにはどうすれば良いのか、人的、そこに充てられる予算についても考えていく必要があることをご自身の経験談や、 笑い話も交え分かりやすく説明してくださった。

不登校や登校拒否が決して後ろめたいわけでも悪いことでもなく、「何も聞かないこと」も大切であることなど、 地域の大人としてどうあるべきか学びが多かった。また、主任児童委員として関わっている事例から、 今後どう寄り添えばいいのかという質問に対して、共感しながら方向を示してくださったことは、これから私たちが活動を続けていく中で、 力強い味方を得た感じがして、鎌田先生との出会いに大きな意味を感じる研修会だった。

また、研修後に4月の「春よっておいでよげんきっ子」の実施を周知した。

(主任児童委員部会:畠中 麻矢)

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