高齢者福祉部会 令和6年度第三回研修会報告書
2025年5月19日
◇日 時:令和7年1月22日(水)13時30分~16時00分 (彦根市福祉センター13時集合)
◇会 場:特別養護老人ホーム サニープレイス彦根(社会福祉法人 心暖まる会)
◇研修内容:特別養護老人ホーム サニープレイス彦根の見学
サニープレイス彦根 施設長 青木 充子様
◇参加者 :37名
◇内 容 :
令和6年度の第三回研修会は介護施設である彦根市の特別養護老人ホーム サニープレイス彦根の見学をしました。
施設への移動は、稲枝・亀山・若葉地区は自車で、それ以外は彦根市福祉センターに集合し、バスで移動訪問しました。
施設に到着後、全体で説明を受けたのち、1階から4階までの全館を見学しました。
施設は清潔感があり、ハード・ソフト両面で入所者にやさしく配慮された施設でした。
<見学内容>
サニープレイス彦根は彦根市三津町に平成30年に開設された比較的新しい施設でした。1階は水害等の安全面から居室を設けず、広いエントランスに談話室やバーが設けられ、入所者の憩いの場所として使用されている。
また、地域との居場所づくりとして地域との交流イベントにも開放されていた。2階は事務所とショートステイ、3,4階は特別養護老人ホームであった。
エレベーターは、入所者が押し間違いがないように工夫されていたり、必ず、2階の事務所に停止し、職員が乗車している人を確認できるように配慮されていた。2階のショートステイと3,4階は10人づつの4つのユニットに分割され、各ユニットは全部個室となっていて、余裕のある広いスぺースが確保されていた。食事も各ユニットごとに調理され、細やかなサービスができるようにされていた。
コロナ禍でも全面的な閉鎖は起こらなかったのはユニット構造にしたことも影響したと言われていた。
2階には入浴スペースと、職員用のリハビリcafeがあり、誕生会等の食事もおこなわれている。入浴設備は介護の程度により通常の風呂とは別に座ったままで入浴できる風呂やシャワーベッドも使われていた。
入所者だけでなく職員にも配慮され、従業員用のリラックスのための流水浴や職員の休憩場所であるリハビリcafeと呼ばれている休憩室が設置されていた。
職員の福利厚生は、入所者のサービス向上につながると考え取り組んでおられた。
ソフト面では、入所者の日帰り旅行(当日は一部の入所者が多賀大社に行かれ ていた)、地域との交流することによる居場所つくりなどの取組もされていた。



