お知らせ

視察研修 開催報告

2025年3月18日 / 令和7年度

◇日  時:令和6年10月22日(火曜日)午前10時~14時
◇視察場所:滋賀県立淡海学園→甲賀市まちづくり活動センター「まるーむ」
◇参加者 :20名

◇研修目的:

  • 令和5年4月こども家庭庁が発足し、こどもまんなか社会の実現に向かう中で、困難を抱えた子どもたちの児童自立支援施設である「淡海学園」で、 その生活の様子についての施設見学と、自立に向けての取り組みについて、また「15歳の壁」といわれる社会制度上の問題等も含め研修を行う。
  • 「みんなの居場所」として市民の活動の拠点である「まるーむ」の中で、子育て世帯の支援がどのように行われているのか、 また情報発信の工夫や利用者の声など、施設見学と運営方法についての話を聞く。

◇視察感想:

淡海学園では、施設概要の説明を聞いた後、施設内を見学しました。規則正しい生活習慣を身につけながら人間関係を学び、 社会に出る準備をするための場所でしたが、街中からは離れた山里に在しており、集団生活をしている上でのルールもあり、 一般の子どもたちとは暮らし方も大きく違いました。ここでの暮らしの中で様々な支援を得ながら、子どもとして人権を守られ、 退園後、安心して生活を送ることが出来る社会づくりが必要だと感じると同時に、 子どもたちに寄り添う職員の方のご苦労については、頭が下がるものがありました。

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甲賀市まちづくり活動センター「まる―む」は、行政施設が集まる場所にあり「市民活動を応援する」というコンセプトが施設のつくりからも伝わってきました。 登録をしたら無料で使えるスペース、ロッカー、印刷機などがあるのも驚きで、市民活動の拠点があることは、街を活性化することにもつながり、 市民の力を引き出すことで、やがては行政の負担も軽くなっていくのではないかと思います。

施設のやり繰りは大変な面も感じましたが、利用者の声として「まるーむは、甲賀市民の誇りです。」と言ってもらえる施設づくりは 、着実に理想のまちづくりに向かって進んでおられることを感じた。

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