障害者福祉部会 第3回研修会
2025年2月27日
◇日 時 :令和7年2月27日(木)午前 10:00 ~ 11:30
◇場 所 :彦根市福祉センター別館 2階 多目的会議室
◇研修テーマー :障害者スポーツ体験学習
障害者スポーツ(車いすボッチャ・ゴールボール)を体験し、障害者福祉活動に役立てる。
◇講 師 :身体障害者更生会 岸田清次会長様、会員の皆様
◇参加者 :34名
2025年2月27日
◇日 時 :令和7年2月27日(木)午前 10:00 ~ 11:30
◇場 所 :彦根市福祉センター別館 2階 多目的会議室
◇研修テーマー :障害者スポーツ体験学習
障害者スポーツ(車いすボッチャ・ゴールボール)を体験し、障害者福祉活動に役立てる。
◇講 師 :身体障害者更生会 岸田清次会長様、会員の皆様
◇参加者 :34名
2025年2月25日
令和6年度 第3回目の研修会を開催しました。
◇日 時:令和7年2月15日(土曜日) 午後1時30分~午後3時
◇場 所:彦根市南地区公民館 大会議室
◇テーマ:『障がい者の人権』
◇講 師:社会福祉法人 青い鳥会 相談支援事業所てんしん
相談支援専門員 廣田 佑一郎 さん
◇参加者:44名(人権部会員38名・部会員以外6名)
◇概 要
今回は、『障がい者の人権』というテーマに沿って研修が進められた。
「彦根市人権施策基本方針」及び憲法第11条・憲法第97条から3つの特徴、【普遍性】【固有性】【不可侵性】について、 また、障害福祉施策の変遷、障害者の権利擁護に関わる法整備がなされてきた状況について説明があった。
次に、実際にあった施設での権利侵害事案(虐待)について、権利侵害はどこでも起こりうるという認識のもと、《知ること》と《意識すること》が取り組み等で大切な視点であると語られた。
障害者虐待防止法や障害者差別解消法を通じて虐待は犯罪であること、発見または報告を受けた人には通報の義務があり、 その重要性があらゆる人々を救うことになることを学び、法律だけでなく基礎的な環境整備や地域社会と関係機関等の連携が重要であるとの研修内容であった。
(人権部会 部会長 馬場清司)
2025年2月3日
◇日 時:令和7年2月3日(月) 10:00~11:30
◇会 場:彦根市中地区公民館 実習室
◇テーマ:「地域共生社会の実現~支援を必要とする家庭とのつながり方~」
◇講 師:滋賀県教育委員会スクールソーシャルワーカースーパーバイザー 上村 文子氏
◇参加者:40名
◇内容
近年の保護者の中には、体験や経験不足のまま大人になってしまっている親も多い。
またそれにより家庭の養育力の衰退も感じられているとの事でした。
先生からは「家庭とのつながりは直接無くても、常に出会う子ども達へのあいさつの声かけを続けてほしい。名前は知らなくても顔を知っているおじさんおばさんとして見守ってもらっている事は、子どもにも通じる」とお話しされました。
また、子どもの学習力は、小学校時代に培われていないと中学性では、ついて行けなくなるのでかけ算の問いかけも良いかも・・・とのお話しにも興味深く聞かせてもらいました。
2025年1月16日
◇日 時:令和6年11月26日(金)10時00分~11時30分
◇会 場:彦根市福祉センター 別館2階 多目的会議室
◇研修内容:研修テーマ:「救急蘇生(AEDを使って)を試みよう」
講師:彦根市消防本部 岩崎 様
◇参加者 :38名
令和6年度の第二回研修会のテーマについては民生委員活動で遭遇する可能性があるAEDを使用した救急蘇生について、 彦根市消防本部の岩崎氏を講師にお迎えしました。また、高齢者福祉部会委員のなかにも救急救命防災士の資格をお持ちの2名(浅井氏・藤原氏)にもお手伝い頂きました。
胸骨圧迫とAEDのやり方、使い方を体験しました。心肺蘇生が必要な場面に遭遇した時は研修を無駄にせず、日常生活への活用にも生かしたいと思っております。
◇研修内容
・今回の救急蘇生は成人を対象に実施されました。今回は時間の都合で小児や乳児の手技については実施されなかった。
・手順に従って、胸骨圧迫やAEDの使い方も含めて説明していただき、委員にも実際に経験していただきました。
・心肺蘇生は脳死を防ぐために実施する。AEDは心室細動を抑えるのが目的で、完全に心臓が止まった時は電気ショック(AED)をしない。
手順
1.周りの安全確認
2.反応の確認
3.119番通報、AEDの運搬をしてもらえる応援者を大声で呼ぶ
4.普段どおりの呼吸をしているか(呼吸なしか判断に迷う場合に次に進む)
5.ただちに胸骨圧迫を開始する(強く圧迫約5cm、早く100~120回/分)
6.AED装着(機械が電気ショックが必要か判断しする)
電気ショックが必要な場合、電気ショックを行う。
電気ショックが必要でない場合、ただちに胸骨圧迫から再開
※人工呼吸は現在は感染症の問題や専門の技術がない人は行わない
質問に対する回答
1.胸骨圧迫の途中で、患者に反応があった場合は中止する
2.他の病気があるかどうか分からない場合でも、胸骨圧迫を行う
3.ペースメーカーをされている人もAEDを実施する(ペースメーカーの所には電極を貼らない
4.ネックレス、ブラジャーのワイヤーは外すか、電極の貼る位置を避ける
2025年1月15日
◇日 時:令和6年9月20日(金)13時30分~15時
◇会 場:彦根市障害者福祉センター
◇研修内容:研修テーマ:「認知症を知ろう」 講師:彦根市認知症TOTサポーター 野村 武司 様
◇参加者 :45名
令和6年度の第一回研修会のテーマについては、令和5年度第四回研修会においてアンケート調査を実施した結果、 最も要望が多かった認知症をテーマに研修会を実施することにしました。
認知症はこれから益々増加し、民生委員として活動の大きな位置を占めていくものと考えられます。 今回の研修会が高齢者に関する活動に生かせたいと思います。
◇研修内容
認知症は脳の疾患により認知機能が低下し、日常生活に不具合を生じる状態ですが、年齢が高くなるほど有病率が高くなります。 最近の高齢化社会では認知症患者が増加し、家族や身近な人が認知症になるなど、我々も身近なものとなっています。
このような社会的な要請から、認知症基本法が2023年6月に成立し、2024年1月1日より施行されました。 法律の目的は「認知症の人を含めた国民一人一人がその個性と能力を十分に発揮し、 相互に人格と個性を尊重しつつ支え合いながら共生する活力ある社会(共生社会)の実現を推進する。」ことで、 この目的に向け、私たち一人ひとりが認知症に対する正しい理解を深め、認知症の人への配慮や適切な対応ができるようにしていく必要がありますます。
認知症は「何らかの脳の病的変化によって、認知機能が障害され、それによって日々の生活に支障があらわれた状態」と定義されています。 認知症についてマジックハンドと記憶のBOXに例えたイラストで分かりやすく説明されました。 若い時はマジックハンドの数も多く、たくさん記憶のBOXに入れることができ、必要な時に取り出すことができるが、 老化に従ってマジックハンドの数が少なくなり、BOXも小さくなり記憶の出し入れに時間がかかり、覚えるのに手間がかかるようになります。
認知症になるとマジックハンドがほとんどなくなり、BOXも小さくなりほとんど情報が保存できず、覚えていたことを忘れていきます。 私たちは認知症の症状の認知機能障害(中核症状)および行動・心理症状をよく理解したうえで、ご本人の気持ちとともにご家族の気持ちにも寄り添って応援や支え合いたいと思います。