お知らせ

令和7年度 第1回 人権部会研修会

2025年6月18日

◇日   時:令和7年6月7日(土曜日) 午後1時30分 ~ 午後3時(受付午後1時)
◇場   所:彦根市南地区公民館
◇研修テーマ:『地域防災と民生委員の役割』
◇講   師:彦根市危機管理課外部講師 笠原 恒夫さん彦根市社会福祉課 岡田 広幸さん
◇参 加 者: 43名 (人権部会員 37名 部会員以外 6名)

概 要
過去の災害についてよく知ること。そして、その災害時には要支援者や要配慮者及び避難行動要支援者などの支援が必要とされる人達がいることを考えなければならない。地域防災では、自助及び共助が基本で事前対策として平常時にやれることは全てやっておくことが肝要である。また、各地域の自主防災組織も防災・減災を高めるためには地域防災の要でありそのリーダー役としての防災士の養成も期待されている。避難行動要支援者制度について、その制度の沿革及びその対象となる人、登録申請についての説明がありました。また民生委員・児童委員として記録票の管理や災害時における避難誘導や安否確認はその役目として非常に重要であり平常時から地域に根差す活動が求められているという研修内容でした。

(報告:人権部会長馬場清司)

高齢者福祉部会 令和6年度第三回研修会報告書

2025年5月19日

◇日  時:令和7年1月22日(水)13時30分~16時00分 (彦根市福祉センター13時集合)
◇会  場:特別養護老人ホーム サニープレイス彦根(社会福祉法人 心暖まる会) 
◇研修内容:特別養護老人ホーム サニープレイス彦根の見学
      サニープレイス彦根 施設長 青木 充子様
◇参加者 :37名
◇内 容 :
 令和6年度の第三回研修会は介護施設である彦根市の特別養護老人ホーム サニープレイス彦根の見学をしました。
 施設への移動は、稲枝・亀山・若葉地区は自車で、それ以外は彦根市福祉センターに集合し、バスで移動訪問しました。
 施設に到着後、全体で説明を受けたのち、1階から4階までの全館を見学しました。
 施設は清潔感があり、ハード・ソフト両面で入所者にやさしく配慮された施設でした。
<見学内容>
  サニープレイス彦根は彦根市三津町に平成30年に開設された比較的新しい施設でした。1階は水害等の安全面から居室を設けず、広いエントランスに談話室やバーが設けられ、入所者の憩いの場所として使用されている。
 また、地域との居場所づくりとして地域との交流イベントにも開放されていた。2階は事務所とショートステイ、3,4階は特別養護老人ホームであった。
 エレベーターは、入所者が押し間違いがないように工夫されていたり、必ず、2階の事務所に停止し、職員が乗車している人を確認できるように配慮されていた。2階のショートステイと3,4階は10人づつの4つのユニットに分割され、各ユニットは全部個室となっていて、余裕のある広いスぺースが確保されていた。食事も各ユニットごとに調理され、細やかなサービスができるようにされていた。
 コロナ禍でも全面的な閉鎖は起こらなかったのはユニット構造にしたことも影響したと言われていた。
 2階には入浴スペースと、職員用のリハビリcafeがあり、誕生会等の食事もおこなわれている。入浴設備は介護の程度により通常の風呂とは別に座ったままで入浴できる風呂やシャワーベッドも使われていた。
 入所者だけでなく職員にも配慮され、従業員用のリラックスのための流水浴や職員の休憩場所であるリハビリcafeと呼ばれている休憩室が設置されていた。
 職員の福利厚生は、入所者のサービス向上につながると考え取り組んでおられた。
 ソフト面では、入所者の日帰り旅行(当日は一部の入所者が多賀大社に行かれ  ていた)、地域との交流することによる居場所つくりなどの取組もされていた。

第1回 広報部会報告

2025年4月25日

◇日 時  令和7年4月21日(火)13時30分~14時40分
◇場 所  彦根市福祉センター別館 二階多目的会議室(彦根市平田町670)
◇内 容  13:30 開会挨拶(柴田部会長)
      13:35 報告事項
       1、令和6年度 広報部会 活動実績報告
       2、令和6年度 広報部会 会計決算・監査報告
       3、令和7年度 広報部会 活動方針・活動計画(案)説明
       4、令和7年度 広報部会 収支予算(案)説明
      14:00 ~
       1、ホームページ(HP)リニューアル化について説明
       2、令和7年4月1日発行「ねっと彦根」について説明
      14:30 全員で後片付け
      14:35 終了(参加者解散)
◇参加者 28名
◇報告内容

1.令和6年度活動実績・会計決算報告、令和7年度活動方針案・収支予算案に関し報告を行いました。
  結果、令和7年度活動方針・活動計画・収支予算共に、特に質問なく多数の賛同を得て承認 されました。

2.ホームページ(HP)リニューアル化
  令和7年4月1日より、リニューアルされた、彦根民児協連HP運用開始の経緯とHPリニューアル化の必要性を説明しました。又、広報部員に対しHP投稿を呼び掛けました。

3.広報紙「ねっと彦根」発行について
  令和7年12月1日に民生委員児童委員の一斉改選が全国で行われます。
  「あなたも民生委員・児童委員になって活躍してみませんか?」のスローガンを掲げて、民生委員・児童委員の活動紹介、やって良かった民生委員の声を紹介しています。

◇結びに一言
年度変わりでお忙しい中、多くの方に出席を頂き、広報部会が開催出来た事は大変有意義でありました。民児協活動も3年目に入り、一斉改選を控えた節目の年となります。
将来に繋がる持続可能な広報活動を目指し、皆様と協力し進めていきたいと考えています。
民児協連ホームページのアクセスが47,000件を超えました。民児協活動内容の啓蒙に効果を上げています。
今後とも、広報活動を通して、さらに多くの市民の皆様に理解と協力が得られる様、努力 してまいります。

(広報部会 部会長 柴田 勝美)

主任児童委員部会研修会

2025年3月18日

◇日 時:令和7年3月3日(月)13:30~15:00
◇場 所:プロシードアリーナHIKONE 会議室1
◇テーマ:「不登校や学校に行きにくい子の現状と地域の大人としての支援のあり方について」
◇講 師:元比叡山高校教師 スクールソーシャルワーカー 鎌田 ユリ氏 
◇参加者:17名

地域のなかでは、その姿が見えにくい不登校児について、地域はどのように支援し関わっていけば良いのか、登校拒否、不登校児に長年関わっておられ、 親の会など多方面から支援をされている鎌田先生をお迎えして、まずは子どもたちの現状からお話を聞いた。

スマートフォンの出現により、私たちが想像する以上に思春期に入る子どもたちを取り巻く環境は様変わりをしている。 LINEなどSNSのやりとりも、常に周りの反応が気になるなど、大人から見たら些細なことも、子どもはその経験が少ないだけに深刻になりがち。 子どもたち、また、その親を支えるためにはどうすれば良いのか、人的、そこに充てられる予算についても考えていく必要があることをご自身の経験談や、 笑い話も交え分かりやすく説明してくださった。

不登校や登校拒否が決して後ろめたいわけでも悪いことでもなく、「何も聞かないこと」も大切であることなど、 地域の大人としてどうあるべきか学びが多かった。また、主任児童委員として関わっている事例から、 今後どう寄り添えばいいのかという質問に対して、共感しながら方向を示してくださったことは、これから私たちが活動を続けていく中で、 力強い味方を得た感じがして、鎌田先生との出会いに大きな意味を感じる研修会だった。

また、研修後に4月の「春よっておいでよげんきっ子」の実施を周知した。

(主任児童委員部会:畠中 麻矢)

“冬”よっておいでよ元気っこ 開催報告

2025年3月18日

◇日 時:令和6年12月15日(日曜日)午前10時~11時30分
◇場 所:彦根市南地区公民館
◇参加者:16組  対象児 23名・保護者 25名・主任児童委員 21名

クリスマス前、なんとなく気持ちがウキウキ、ホールに入ると「何が始まるの?」と待ちきれない様子の子どもたち。 今回は、「楽しく体を動かそう!」ということで、田附孝子先生にご指導をお願いし、親子でトランポリンに挑戦しました。

体を動かすだけでなく、ふわふわのスカーフを使ったり、腕に鈴を付けたり、ダンスをしたり、 普段お家ではできないような遊びに元気いっぱい笑顔いっぱいの子どもたち。 大人は息が上がるほど思いっきり体を動かしたことで、良いリフレッシュになったのではないでしょうか。

休憩をはさんで、次はクリスマスの工作です。体を動かすのがちょっと苦手・・という子どもも、この時間は自分の世界を楽しみながら、 ハサミやのり、手先を使ってそれぞれの発想で素敵なクリスマスの飾りが出来上がりました。 「こんなのが出来た!」と自信に満ちた顔で作品を見せに来てくれる子どもたちの様子は、とても可愛らしいです。

最後は、パラバルーン。わらべ歌を歌いながら大きなバルーンの中に包まれる心地よさは、大人も子どもも同じ。 終わるのが名残惜しく何度も繰り返して遊びました。 げんきっ子では、子どもだけだはなく、お父さんお母さんの笑顔も大切に見守っていきたいと考えています。

(主任児童委員部会:畠中 麻矢)