お知らせ

第1回 広報部会報告

2025年4月25日

◇日 時  令和7年4月21日(火)13時30分~14時40分
◇場 所  彦根市福祉センター別館 二階多目的会議室(彦根市平田町670)
◇内 容  13:30 開会挨拶(柴田部会長)
      13:35 報告事項
       1、令和6年度 広報部会 活動実績報告
       2、令和6年度 広報部会 会計決算・監査報告
       3、令和7年度 広報部会 活動方針・活動計画(案)説明
       4、令和7年度 広報部会 収支予算(案)説明
      14:00 ~
       1、ホームページ(HP)リニューアル化について説明
       2、令和7年4月1日発行「ねっと彦根」について説明
      14:30 全員で後片付け
      14:35 終了(参加者解散)
◇参加者 28名
◇報告内容

1.令和6年度活動実績・会計決算報告、令和7年度活動方針案・収支予算案に関し報告を行いました。
  結果、令和7年度活動方針・活動計画・収支予算共に、特に質問なく多数の賛同を得て承認 されました。

2.ホームページ(HP)リニューアル化
  令和7年4月1日より、リニューアルされた、彦根民児協連HP運用開始の経緯とHPリニューアル化の必要性を説明しました。又、広報部員に対しHP投稿を呼び掛けました。

3.広報紙「ねっと彦根」発行について
  令和7年12月1日に民生委員児童委員の一斉改選が全国で行われます。
  「あなたも民生委員・児童委員になって活躍してみませんか?」のスローガンを掲げて、民生委員・児童委員の活動紹介、やって良かった民生委員の声を紹介しています。

◇結びに一言
年度変わりでお忙しい中、多くの方に出席を頂き、広報部会が開催出来た事は大変有意義でありました。民児協活動も3年目に入り、一斉改選を控えた節目の年となります。
将来に繋がる持続可能な広報活動を目指し、皆様と協力し進めていきたいと考えています。
民児協連ホームページのアクセスが47,000件を超えました。民児協活動内容の啓蒙に効果を上げています。
今後とも、広報活動を通して、さらに多くの市民の皆様に理解と協力が得られる様、努力 してまいります。

(広報部会 部会長 柴田 勝美)

主任児童委員部会研修会

2025年3月18日

◇日 時:令和7年3月3日(月)13:30~15:00
◇場 所:プロシードアリーナHIKONE 会議室1
◇テーマ:「不登校や学校に行きにくい子の現状と地域の大人としての支援のあり方について」
◇講 師:元比叡山高校教師 スクールソーシャルワーカー 鎌田 ユリ氏 
◇参加者:17名

地域のなかでは、その姿が見えにくい不登校児について、地域はどのように支援し関わっていけば良いのか、登校拒否、不登校児に長年関わっておられ、 親の会など多方面から支援をされている鎌田先生をお迎えして、まずは子どもたちの現状からお話を聞いた。

スマートフォンの出現により、私たちが想像する以上に思春期に入る子どもたちを取り巻く環境は様変わりをしている。 LINEなどSNSのやりとりも、常に周りの反応が気になるなど、大人から見たら些細なことも、子どもはその経験が少ないだけに深刻になりがち。 子どもたち、また、その親を支えるためにはどうすれば良いのか、人的、そこに充てられる予算についても考えていく必要があることをご自身の経験談や、 笑い話も交え分かりやすく説明してくださった。

不登校や登校拒否が決して後ろめたいわけでも悪いことでもなく、「何も聞かないこと」も大切であることなど、 地域の大人としてどうあるべきか学びが多かった。また、主任児童委員として関わっている事例から、 今後どう寄り添えばいいのかという質問に対して、共感しながら方向を示してくださったことは、これから私たちが活動を続けていく中で、 力強い味方を得た感じがして、鎌田先生との出会いに大きな意味を感じる研修会だった。

また、研修後に4月の「春よっておいでよげんきっ子」の実施を周知した。

(主任児童委員部会:畠中 麻矢)

“冬”よっておいでよ元気っこ 開催報告

2025年3月18日

◇日 時:令和6年12月15日(日曜日)午前10時~11時30分
◇場 所:彦根市南地区公民館
◇参加者:16組  対象児 23名・保護者 25名・主任児童委員 21名

クリスマス前、なんとなく気持ちがウキウキ、ホールに入ると「何が始まるの?」と待ちきれない様子の子どもたち。 今回は、「楽しく体を動かそう!」ということで、田附孝子先生にご指導をお願いし、親子でトランポリンに挑戦しました。

体を動かすだけでなく、ふわふわのスカーフを使ったり、腕に鈴を付けたり、ダンスをしたり、 普段お家ではできないような遊びに元気いっぱい笑顔いっぱいの子どもたち。 大人は息が上がるほど思いっきり体を動かしたことで、良いリフレッシュになったのではないでしょうか。

休憩をはさんで、次はクリスマスの工作です。体を動かすのがちょっと苦手・・という子どもも、この時間は自分の世界を楽しみながら、 ハサミやのり、手先を使ってそれぞれの発想で素敵なクリスマスの飾りが出来上がりました。 「こんなのが出来た!」と自信に満ちた顔で作品を見せに来てくれる子どもたちの様子は、とても可愛らしいです。

最後は、パラバルーン。わらべ歌を歌いながら大きなバルーンの中に包まれる心地よさは、大人も子どもも同じ。 終わるのが名残惜しく何度も繰り返して遊びました。 げんきっ子では、子どもだけだはなく、お父さんお母さんの笑顔も大切に見守っていきたいと考えています。

(主任児童委員部会:畠中 麻矢)

視察研修 開催報告

2025年3月18日

◇日  時:令和6年10月22日(火曜日)午前10時~14時
◇視察場所:滋賀県立淡海学園→甲賀市まちづくり活動センター「まるーむ」
◇参加者 :20名

◇研修目的:

  • 令和5年4月こども家庭庁が発足し、こどもまんなか社会の実現に向かう中で、困難を抱えた子どもたちの児童自立支援施設である「淡海学園」で、 その生活の様子についての施設見学と、自立に向けての取り組みについて、また「15歳の壁」といわれる社会制度上の問題等も含め研修を行う。
  • 「みんなの居場所」として市民の活動の拠点である「まるーむ」の中で、子育て世帯の支援がどのように行われているのか、 また情報発信の工夫や利用者の声など、施設見学と運営方法についての話を聞く。

◇視察感想:

淡海学園では、施設概要の説明を聞いた後、施設内を見学しました。規則正しい生活習慣を身につけながら人間関係を学び、 社会に出る準備をするための場所でしたが、街中からは離れた山里に在しており、集団生活をしている上でのルールもあり、 一般の子どもたちとは暮らし方も大きく違いました。ここでの暮らしの中で様々な支援を得ながら、子どもとして人権を守られ、 退園後、安心して生活を送ることが出来る社会づくりが必要だと感じると同時に、 子どもたちに寄り添う職員の方のご苦労については、頭が下がるものがありました。

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甲賀市まちづくり活動センター「まる―む」は、行政施設が集まる場所にあり「市民活動を応援する」というコンセプトが施設のつくりからも伝わってきました。 登録をしたら無料で使えるスペース、ロッカー、印刷機などがあるのも驚きで、市民活動の拠点があることは、街を活性化することにもつながり、 市民の力を引き出すことで、やがては行政の負担も軽くなっていくのではないかと思います。

施設のやり繰りは大変な面も感じましたが、利用者の声として「まるーむは、甲賀市民の誇りです。」と言ってもらえる施設づくりは 、着実に理想のまちづくりに向かって進んでおられることを感じた。

―令和6年度 人権部会 第3回研修会報告―

2025年2月25日

令和6年度 第3回目の研修会を開催しました。

◇日 時:令和7年2月15日(土曜日) 午後1時30分~午後3時
◇場 所:彦根市南地区公民館 大会議室
◇テーマ:『障がい者の人権』
◇講 師:社会福祉法人 青い鳥会 相談支援事業所てんしん
     相談支援専門員  廣田 佑一郎 さん
◇参加者:44名(人権部会員38名・部会員以外6名)
◇概 要
今回は、『障がい者の人権』というテーマに沿って研修が進められた。
「彦根市人権施策基本方針」及び憲法第11条・憲法第97条から3つの特徴、【普遍性】【固有性】【不可侵性】について、 また、障害福祉施策の変遷、障害者の権利擁護に関わる法整備がなされてきた状況について説明があった。

次に、実際にあった施設での権利侵害事案(虐待)について、権利侵害はどこでも起こりうるという認識のもと、《知ること》と《意識すること》が取り組み等で大切な視点であると語られた。

障害者虐待防止法や障害者差別解消法を通じて虐待は犯罪であること、発見または報告を受けた人には通報の義務があり、 その重要性があらゆる人々を救うことになることを学び、法律だけでなく基礎的な環境整備や地域社会と関係機関等の連携が重要であるとの研修内容であった。

(人権部会 部会長 馬場清司)