お知らせ

“冬” よっておいでよげんきっ子 開催報告

2022年2月4日

令和3年12月11日(土)、中地区公民館を会場に、“冬”よっておいでよげんきっ子を 開催し、各学区から20数名の親子が参加されました。

白・黒に分かれてのオセロゲーム、クリスマスツリーの工作、絵本の読み聞かせなどに真剣に取り組んでくれました。

最後は、中地区公民館の室内に設置されたイルミネーションが点灯され、プレゼントの入った大きな袋を持ったサンタさんが登場した時には、 「ワー!!」と言う子どもたちの大きな歓声があがりました。何のプレゼントだったかなぁ!

次回は、”春”「よっておいでよげんきっ子」を開催予定です。楽しい活動を工夫していきたいと思いますので、 多くの皆様の参加をお待ちしています。

(文責:主任児童委員部会 若林)

児童福祉部会研修報告

2022年1月7日

◇日 時:令和3年12月3日(金) 13:00~15:00
◇場 所:福祉センター別館2階
◇参 加:児童福祉部会員45名
◇テーマ:「里親制度」
◇講 師:社会福祉法人小鳩会 フォスタリング機関「こばと」
     統括責任者 小嶋 美恵子様、リクルーター 大槻 美保子様
     里親体験談 Y様

□講演の要旨
※滋賀県には、令和3年9月末現在で、何らかの事情により家庭での養育が受けられない子供が250名おられます。 うち165名(7割)は乳児院・児童養護施設で養育を受け、84名が里親などの家庭擁護を受けておられます。
※施設擁護の児童を里親につなげるのがフォスタリング機関で、里親の事前研修、児童とのカップリング、 里親開始後のフォローアップを担っておられます。
※里親Yさん、7年前不妊治療を断念して、夫婦で里親を決心。5カ月の男児を機関「こばと」より紹介受ける。 8カ月でハイハイ・つかまり立ち この子の命を預かる覚悟が出来た。自分の子供として特別養子縁組を結んだ。 2歳から自己主張が強くなるも幼稚園で落ち着く、現在小学生。近年は一時保護委託の依頼があり、2歳の男児も預かっている。

□感想
※里親制度につき、分かり易く解説頂きました。社会的擁護を必要とする児童の多さに驚きました。
※淡々と話される里親のYさんの講話内容は感動的でした。「この子の命は私達夫親が預かる」の決意。 貴方には、生みの親がいるとの話は、「他人から聞くより、 一番信頼されている私が話した方が良い」など。受講の各委員に感動が広がりました。

□まとめ
※児童福祉部会独自制作の研修DVD2本を経て、ようやく集合型の研修を開催することが出来ました。
※講演中の熱心な受講姿勢、活発な質疑、終了後の講師との個別懇談など、企画者として嬉しい場面が多く見られた研修会となりました。 参加の皆様お疲れさまでした。

(児童福祉部会 部会長 大久保則雄)

第3回広報部会研修会報告

2022年1月7日

◇日 時  令和3年12月4日(土)午前10時~11時45分
◇場 所  南地区公民館 会議室(彦根市甘呂町1321-1)
◇講 師  立澤竜也氏 合同会社ゴチャトレーディング代表・㈱いろあわせ執行役員
◇内 容  10:00 開会挨拶(司会)
      10:05 「ねっと彦根」編集計画について(部会長)
      10:15 魅力ある広報紙デザインの基礎講座(立澤竜也氏)
      11:45 終了(参加者解散)
      12:00 室内除菌・備品の後始末(役員解散)
◇参加者  34名

◇研修内容
 ※広報制作に立ちはだかる4つの壁→この4つの壁を乗り越えよう!

 壁1.面倒くさい・・・・・・・・掲載内容・スケジュールを決め「やることをはっきりさせる」
              ①年間行事予定と過去の広報から掲載内容を決める。
              ②逆算でスケジュールを決める。

 壁2.文章が書けない・・・・・文章が書けない、2大理由。
              ①書くことがない→テーマを見つけよう。
              ②文章がまとまらない→「書く」と「まとめる」を分けよう。

 壁3.写真が撮れない・・・・・写真を撮影する時に気をつける3つのポイント
               ①「構図を決める」→スマホではグリッドラインを活用する。
               ②「ピントを合わせる」→止まっているときに、引きで撮る。
               ③「1MB以上で保存する」→ 解像度が低いと使用できない。

 壁4.パソコン(レイアウト)が苦手・・・・・基本的に「印刷業者の仕事」です。
                      ①手書きのレイアウト図を作ろう。
                      ②適切な原稿&写真。

◇所感
今回の研修会は、商業デザイン・WEBサイト制作・写真撮影・動画制作など多方面でご活躍の立澤竜也氏を講師に迎えて開催することができました。 広報制作に立ちはだかる4つの壁を乗り越えるポイント、又、スマホで写真撮影する時の3つのポイント、 更に「カメラにグリッドラインを表示する」、「カメラは骨で支える」など身振り手振りの実技指導もして頂きました。 今回の研修会が広報紙「ねっと彦根」や単位民児協が発行する「民児協だより」制作の参考となれば幸いです。

(広報部会 部会長 堀江豊)

彦根市民児協連・高齢者福祉部会 研修会報告

2021年12月12日

◇日 時  令和3年10月28日(木) 10時~11時45分
◇会 場  彦根市福祉センター別館2階 集団健診室
◇テーマ  地域のネットワークと地域支援を考える “民生委員とケアマネージャーが手を携えて”
◇講 師  ケアプランセンター どりーむ  所長 辻 広美 様
◇参加者  46名

◇概 要
高齢者問題は、多岐に渡っています。いくつもの事象が交錯して先行きを複雑にさせて いる高齢者家族、世帯があります。高齢者問題を目の当たりにして、ケアマネージャー だけでは支援が困難な場合もあります。

ケアマネージャーと民生委員の双方がそれぞれの立場で支援策を模索し、互いの情報交 換を通じて関係機関へ繋ぎ、問題解決への道を切り開いて行きたいものです。問題解決 に向けて取り組まれた事例を聞かせていただき、改めて、ケアマネージャーさんたちと の協働姿勢の重要性を思い知りました。

最近、クローズアップされているのが“ヤングケアラー問題です。法令上の定義はあり ません。一般的に、本来は大人が担うとされてる家庭内の家事として、家族の世話(介 護、感情面のサポートなど)を日常的に行っている18歳未満の子どもとされています。 子ども本人が、日常生活の一部、あたり前の行動であって、いわゆる“ヤングケアラー” という認識が希薄であり、家庭内の出来事となっているので発見が難しく、問題を複雑 にする傾向があります。民生委員を中心に近隣の住民の皆さんと、潜在化している問題 が拡大するまえに対処していくことが求められています。

本日の研修内容から、われわれ民生委員活動の引き出しも増え、活動の一助になってい くことを願います。

(高齢者福祉部会 部会長 西野秀太郎)

彦根市民児協連・高齢者福祉部会 研修会報告

2021年9月8日

◇日 時  令和3年7月27日(火) 10時~11時45分
◇会 場  彦根市福祉センター別館2階 集団健診室
◇研修テーマと講師
      「これからの介護予防」 地域包括センターいなえ 青木真由美様
      「これからの認知症予防」  HOTサポートセンター 西村りう子様
◇参加者  48名

◇概 要
5月18日に、令和3年度の一回目の研修会を予定していました。ところが、 コロナ感染拡大が一向に納まる気配もなく、 総合的に判断して延期を決めました。その後、5月中旬から65歳以上の高齢者を対象にしたワクチン接種も始まり、また、 7月9日に滋賀県独自のコロナ感染拡大防止等の判断指標も、警戒ステージから注意ステージに引き下げられました。 しかしながら、気を緩めずに感染防止策を遵守していくことは、誰もが取組むべき行動規範でもあります。 四囲の状況から、引き続き感染防止策を遵守して、研修会の開催を決めました。

介護保険制度が、平成12年(2000年)4月にスタートしました。 介護保険制度を支えた「ケアマネジメント」「要介護認定」「区分支給限度額」が機能し無難に運用されてきましたが、 少子高齢化が顕著になり始めてくると次の課題、「介護保険財源の不足」、「介護予防の多様性」、 「介護現場の労働力不足」が顕在化してきました。いずれの課題も重くて解消までのハードルは極めて高いものです。

今回の研修テーマは、「介護予防への道のり」と「介護初期の認知症予防」について、 誰もが通過する健康ステージ「フレイル(虚弱)」との関連を中心にお話し頂きました。本日の研修で、 われわれ民生委員活動での引き出しも増え、高齢者さんとお話をされる時の参考にしていただくことを願います

(高齢者福祉部会 部会長 西野秀太郎)