彦根市民生委員児童委員協議会連合会には、高齢者福祉部会を含め六つ専門部会が置かれています。 各部会は、それぞれの分野に特化して、民生委員児童委員の日常活動で必要とする基本姿勢の習得を目指した研修会の開催を主たる目的としています。
いわゆる「団塊の世代」が後期高齢者となる2025年(令和7年)はもとより、 国内において高齢者の数がピークとなる2040年(令和22年)頃を展望して、 取り組みされているのが「健康寿命の延伸」や「医療・介護サービスの確保」で、 喫緊の課題にもなっています。反面、推進させていくうえで、解決しなければならない課題もあります。 「介護保険財源の不足」「介護予防策の多様性」そして「 介護現場の労働力不足」等です。
われわれ民生委員児童委員は、高齢者の方と接する機会も多く、相談を持ち掛けられます。 特に「介護の予防策」への取り組みについて支援を求められます。そこに、地域のあらゆる住民が、 地域内での役割を持ち、地域で助け合いながら暮らすことができる地域協働社会の「場」づくりも重要な対策のひとつです。 非常に広範囲に渡りますが、専門部会として高齢者対策の一助になる役割を果たしていくことを所望してます。
(高齢者福祉部会 部会長 西野 秀太郎)

「高齢者福祉部会」の紹介
「高齢者福祉部会」の紹介
2021年3月4日 / 令和3年度